担当者 | 藤木 貴史教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [政治学科] | |
科目ナンバリング | SEM-401 |
本演習は「労働法」のゼミです。現在の日本社会は、労働を取り巻く様々な問題を抱えています。春学期の演習では、教科書を用いた学生相互間の授業により、大量の問題演習とディスカッションを通じて、労働法を学ぶための基礎知識に習熟して頂きます。
※教科書の購入は必須です。未購入者の履修を認めません。
①労働法に関する基本的な知識をもとに、社会的問題についてディスカッションを展開できる。
②論理的な思考により、労働紛争を解決するための道筋を見出すことができる
報告内容や、ディスカッションへの貢献度、問題演習の成績などから総合的に判断します。
※無断欠席・正当な理由のない欠席や、報告のサボりは単位付与の対象となりません。
※ゼミ中に発言が一切なかった場合、出席と扱いません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『ワークルール検定 初級テキスト〔第3版〕』 | 石田眞・道幸哲也・浜村彰・國武英生 | 旬報社 |
教科書 | 『ワークルール検定 中級テキスト〔第4版〕』 | 道幸哲也ほか | 旬報社 |
参考文献 | 『労働関係法規集 2021年版』 | 労働政策研究・研修機構 | 労働政策研究・研修機構 |
演習前:最低2時間は、授業で扱う個所を読むことが必要です。その場で発言できないとすれば、発言内容も事前に準備することが必要です。担当がある場合、さらに数時間以上の報告準備を行う必要があります。不安があれば、①関連する文献・教科書を調べる、②アポを取って、教員のオフィスアワーに確認に来るなど、対応が求められます。
演習後:演習で説明した事項は、次回の演習では理解したものと扱われます。理解不十分な箇所は、①関連する文献を自力で調べる、②アポを取って、教員のオフィスアワーに確認に来るなど、対応が求められます。
【授業に臨む姿勢】
①「労働法I・II」の授業未履修者は、3年次の履修を義務付けます。
②大学は、企業と異なり、いくらでも失敗できる場所です。恥ずかしがらずに、しかし論理的に、話すトレーニングに挑んでいただきます。
③演習は、講義と異なり、学生がしゃべって初めて成立するものです。沈黙は単位に値しません。
④演習は、講義と異なり、学生が主体となって行うものです。十分に予習・復習が求められます。特に、報告レジュメを作るためには、MELIC等で判例や文献を丁寧に調べることが求められます。ACTII・ACTIIIを有効活用しましょう。
⑤予習/復習方法が分からない場合、①ACTII・ACTIIIを有効活用しましょう。②教員のオフィスアワーを有効活用しましょう。
⑥全回出席が前提です。欠席は正当な理由がない限り単位付与の対象としません。
【関連科目】
本講義の理解のためには、①日本国憲法、②民法(民法総則、債権総論、契約法、不法行為法)、③行政法、④民事訴訟法、⑤刑法などの基礎的知識があることが望ましいです。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業説明 / 総論【初級】1~24頁 |
第2回 | 契約・就業規則【初級】26~37,52~55頁【中級】11~20頁 |
第3回 | 内定、人格的利益、人事異動【初級】38~51頁 |
第4回 | 賃金、懲戒【初級】52~84頁 |
第5回 | 労働時間【初級】86~120頁 |
第6回 | 雇用終了【初級】122~141頁 |
第7回 | 労働組合、不当労働行為【初級】144~169頁 |
第8回 | 団体交渉、労働協約、団体行動【初級】170~179頁 |
第9回 | 雇用保障、紛争解決【中級】21~23、238~257頁 |
第10回 | 労働契約【中級】26~67頁 |
第11回 | 賃金【中級】70~112頁 |
第12回 | 労働時間・休日・年休【中級】114~144頁 |
第13回 | 雇用終了【中級】146~182頁 |
第14回 | 労働組合法【中級】183~235頁 |
第15回 | 〈まとめ〉内容整理 / 後期のゼミに向けての調整 |