担当者 | 喜多 康夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [政治学科] | |
科目ナンバリング | SEM-401 |
本演習の目的は5つあります。第1に、国際法の基礎知識の習得です。第2に、リーガルマインドの涵養です。第3に、社会への関心の育成です。第4に、報告の仕方とレポートの書き方を身に着けてもらいたいと思います。第5に、他の人たちと協力して仕事ができるようになることです。
第1点目と第2点目については、国際法の教科書について報告してもらい、できるかぎり教員と学生の間の対話を重視したいと思います。
第3点目については、国際法を学ぶ基礎として世界の動向を知るために、日本経済新聞をゼミで読みます。
第4点目については、報告におけるレジュメの作成と報告の実施、および成績評価のためのレポートを作成してもらうことによって、学術能力を向上してもらいたいと考えています。
第5点目については、授業での報告はグループワークとして行ってもらうことで、他の人たちとの協力作業を行ってもらいます。
①国際法の体系を理解する
②基本的な世界の動向を知る。
③論理的に自己の主張を展開できる。
(報告や質疑応答などの)授業貢献及びレポートにより評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『新版 論文の教室』 | 戸田山和久 | NHK出版 |
教科書 | 『基本国際法(第3版)』 | 杉原高嶺 | 有斐閣 |
教科書 | 『判例国際法(第3版)』 | 薬師寺公夫・坂元茂樹・浅田正彦・酒井啓亘 (編集代表) | 東信堂 |
教科書 | 条約集についてはまた後日におって知らせしますが、指定する条約集は必須です。 | ||
参考文献 |
①このゼミでは、まず戸田山和久『論文の教室 新版』を輪読します。学生の皆さんはあらかじめ予習として読んできてください。
②報告内容をレジュメにまとめてもらい、グループとして報告をしてもらいます。その準備と予習は必要です。
【関連科目】この法律学演習は国際法のゼミなので、国際法の基礎知識はやはり必要です。そのため、国際法体系の全体構造に関する授業である「国際法Ⅰ(歴史・法源)」、「国際法Ⅱ(主体)」、「国際法Ⅲ(空間)」及び「国際法Ⅳ(秩序維持)」を履修することが望ましいと考えます。また、さらに国際法の専門分野として、「国際組織法Ⅰ/Ⅱ」「国際人権法」「国際安全保障法」「国際経済法I/II」「国際裁判所論I/II」「国際刑事法I/II」なども直接的にも、または間接的にもこのゼミに関連します。
【学生へのメッセージ】学部生時代を振り返れば、一番楽しかった授業は演習でした。ゼミ仲間との議論や親睦は今でもいい記憶です。本演習ではしっかりと勉強してもらいますが、勉強を知的な遊びと感じてもらえると嬉しいです。
質問のある学生は、yaskita@main.teikyo-u.ac.jpにまでメールを送ってください。なお、その場合は表題に「・・・の件」とした上で、氏名及び学籍番号と用件の内容をメール本文に記して送ってください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ・オリエンテーション |
第2回 | ・班の形成 ・報告の仕方:国際社会と国際法の発展 ・日経新聞輪読 |
第3回 | ・資料の探し方(MELICの使い方とデータベース) |
第4回 | ①『論文の教室』第1章・第2章・第3章・第4章 ・日経新聞輪読 |
第5回 | ②『論文の教室』第5章・第6章 ・日経新聞輪読 |
第6回 | ③『論文の教室』第7章・第8章・第9章 ・日経新聞輪読 |
第7回 | ①A班:国際法の法源 ・日経新聞輪読 |
第8回 | ②B班:条約法 ・日経新聞輪読 |
第9回 | ③C班:一般国際法の強硬規範と対世的権利義務 ・日経新聞輪読 |
第10回 | ④D班:国際法と国内法の関係 ・日経新聞輪読 |
第11回 | ⑤A班:国家の成立と国家承認 ・日経新聞輪読 |
第12回 | ⑥B班:国際法における政府の問題 ・日経新聞輪読 |
第13回 | ⑦C班:国家免除 ・日経新聞輪読 |
第14回 | ⑧D班:国際法における国家機関 ・日経新聞輪読 |
第15回 | オンライン授業 |