産業・企業研究Ⅰ
担当者篠崎 宏教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングMAN-303

授業の概要(ねらい)

日本は全企業数の99.7%を中小企業が占めており、観光産業も例外ではありません。本講義では観光産業を中心とした産業構造や企業について中小企業を中心に学ぶことを目的とします。国内のみならず、日本同様に中小企業比率が高いオーストラリアの事例も交えながら、どのような産業政策が行われているのかを学びます。
講義は教員が一方的に話すだけではなく、ディスカッションを交えて行います。全体概要を把握するためにも通年での受講が望ましいです。
*必要に応じて関係者をゲスト講師として招聘します。

授業の到達目標

具体的な到達目標は下記の通りです。
①江戸時代と現代の観光を取り巻く産業について比較説明ができる
②観光に関連する中小企業政策について説明ができる
③観光に関連する産業について説明ができる

成績評価の方法および基準

①授業への参加、姿勢、質問等(到達目標①、②、③) 20%
②中間試験(到達目標①、②) 40%
③期末試験(到達目標②、③) 40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献中小企業白書経済産業省インターネットから無料ダウンロードできます。
参考文献観光白書国土交通省インターネットから無料ダウンロードできます。

準備学修の内容

・配布資料や参考文献の読み込み
・前回の授業の復習

その他履修上の注意事項

・欠席および公欠の扱いは大学の規定に従います。
・準備学習に必要な資料はその都度紹介します。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回江戸時代における観光産業構造
第3回現代における観光産業構造
第4回日本の中小企業政策の現状
第5回海外(オーストラリア)の中小企業政策の現状
第6回観光における宿泊施設の現状
第7回観光における交通機関の現状
第8回中間試験
第9回観光における金融業の役割
第10回観光と第一次産業の連携の現状と課題
第11回観光と加工業の連携の現状と課題
第12回観光と小売業の連携の現状と課題
第13回観光と飲食業の連携の現状と課題
第14回【LMSによるオンディマンド方式】オーストラリアでのエコノミック・ガーデニング
第15回前期のまとめと期末試験