| 担当者 | 加藤 恵美教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択必修 2単位 [外国語学科 英語コース(2017年度以降)] | |
| 科目ナンバリング | SEM-403 | |
国境を越えて居住地を移す人が増え、日本でも海外にルーツを持つ人が多く暮らすようになっている。この演習では、人の国際移動を背景とした多文化共生社会のあり方を考える。この演習の特徴は、最近の移民だけでなく、過去の植民地支配にまつわる移民も射程におさめる点にある。また日本社会に焦点を合わせつつも、海外の社会と比較したり関連付けたりしながら、多文化共生社会についての複眼的な考察を行うことを目指す。
この授業（III）では、新書レベルの本を輪読し、グループワークと発表を行い基本的な知識・技能を身につけた上で、それぞれの関心に従って個人研究のテーマを決める。続く秋学期の授業（VI）では、個人研究の進捗ならびに成果の発表を行う。
（１）移民に関する基本的な知識を身につける
（２）移民に関する興味・関心を高める
（３）移民に関して自主的に学ぶ力をつける
授業への積極的な参加（グループ発表を含む。80％）、期末レポート（グループ発表の振り返りと秋学期の研究計画、20%）
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 『移民国家アメリカの歴史』 | 貴堂 嘉之 | 岩波書店、2018年 |
| 参考文献 | 授業内で紹介する。 |
授業内で指示する。
授業内で指示する。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | はじめに：演習のねらい、進め方についての説明（オンライン） |
| 第2回 | 『移民国家アメリカの歴史』（１）１章と２章を読む |
| 第3回 | 『移民国家アメリカの歴史』（１）１章と２章のディスカッション |
| 第4回 | 『移民国家アメリカの歴史』（２）３章と４章を読む |
| 第5回 | 『移民国家アメリカの歴史』（２）３章と４章のディスカッション |
| 第6回 | 『移民国家アメリカの歴史』（３）５章を読む |
| 第7回 | 『移民国家アメリカの歴史』（３）５章のディスカッション |
| 第8回 | グループ発表の準備（１） |
| 第9回 | グループ発表の準備（２） |
| 第10回 | グループ発表の準備（３） |
| 第11回 | グループ発表の準備（４） |
| 第12回 | グループ発表の準備（５） |
| 第13回 | グループ発表（１） |
| 第14回 | グループ発表（２） |
| 第15回 | おわりに：グループプレゼンの振り返りと秋学期の研究計画の立案（オンライン） |
