グローバルスタディーズ演習Ⅳ
担当者田宮  憲教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [外国語学科 英語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSEM-404

授業の概要(ねらい)

 このゼミ(グローバルスタディーズ演習)では、グローバル・エコノミーにおける日本経済の現況を概観し、外需主導型成長を実現する諸政策について学びます。近年の日本経済は、バブル崩壊後、約30年間、成長の歩みが止まっています。そのため、政府は、外国(人)の需要に着目し、輸出振興戦略、海外需要開拓戦略、インバウンド政策等を推進しています。このゼミでは、これら諸政策の実例を検討し、その成否を考察することを課題とします。
 実際の授業では、成長産業の動向やクールジャパン戦略、観光客誘致策等から各自がテーマを選び、主体的に学修を深めます。特に後期では、前期の授業で学修したトピックスの調査をさらに進め、個人テーマを設定して、「卒業研究」をまとめます。その過程で、資料収集・整理、資料の読解、プレゼンの準備、原稿の作成等を着実に行うよう努力してください。

授業の到達目標

 このゼミでは、グローバル・エコノミーにおける日本経済の現況を整理し、特に外需主導型成長に関わる諸政策、諸問題を学修します。その中から個人テーマを設定し、その研究を深めることによって、「卒業研究」を作成することを目標とします。
 ゼミは、一方的に授業を受ける場ではなく、主体的に学び、個人研究を深める場です。従って、十分なゼミ活動を実践し、「卒業研究」をまとめる過程で、以下の諸能力を向上させることができます。
(1)外需主導型成長に重要な政策(輸出振興戦略、海外需要開拓戦略、インバウンド政策等)を説明できる。
(2)テーマに関する資料収集・資料読解を適切に行うことができる。
(3)テーマに関する適切なプレゼン資料を作成することができる。
(4)大学での学修の集大成である「卒業研究」を作成することができる。

成績評価の方法および基準

(1)個人課題のプレゼン  40%
(2)「卒業研究」の提出  60%
プレゼンの評価に関しては、評価規準・基準を記したルーブリック(評価シート)に基づいて、学生同士の相互評価を実施します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

 個人の研究テーマに関して、資料収集、資料の読解・整理、原稿の作成、プレゼンの準備等、授業時間外に作業を着実に進めてください。個人研究の進捗状況を常に確認し、翌週までの準備学修の内容を個別に具体的に指示します。

その他履修上の注意事項

 このゼミでは、「卒業研究」を提出することが単位認定の要件です。「卒業研究」は、大学での学修の集大成ですから、1年間を通じて、自らの専門性を高める努力を継続的に行ってください。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション及び夏休みの課題の確認
第2回夏休みの課題の報告
第3回研究テーマの中間報告の準備(1)
第4回研究テーマの中間報告の準備(2)
第5回中間報告の実施(1)
第6回中間報告の実施(2)
第7回中間報告の実施(3)
第8回中間報告の実施(4)
第9回卒業研究の作成準備(1)
第10回卒業研究の作成準備(2)
第11回卒業研究の発表(1)
第12回卒業研究の発表(2)
第13回卒業研究の発表(3)
第14回卒業研究の発表(4)
第15回オンライン授業(LMSによるオンデマンド方式)
ゼミ学修の総括