授業の概要（ねらい）

主題：「欲望と権力闘争」－－人類が文化、文明をもって、野生動物の「本王」から解き放たれたと同時に、人間独自の「欲望」を持つにいたりました。欲望は限界なく増大し、ついには同種の人類同士が殺しあうにまで至ります。お互いを排除しあう「権力闘争」です。この、恐ろしいと同時にきわめて「人間的」な事項を、文学者たちがどう取り上げ、描いてきたか、を考え、「人間」とはどういうものか、について考えを深めていきます。基本的にシェイクスピア「マクベス」をメインテキストとし、そこから、各種の表現媒体に広げていきます。

授業の到達目標

人間の「欲望」の醜さ、恐ろしさと同時に「人間らしさ」を理解し、それを、どのように、各自のオリジナルな言葉で表現できるようになること。

成績評価の方法および基準

毎回、。映像を見ていただき、それに対して何らかの感想を記入してもらい、それが平常点となります。学期末に個人プレゼンテーションおよびレポート提出、平常点55%、プレゼンとレポートで45%という割合に足ますが、プレゼンおよびレポートは必須です。、

教科書・参考文献

準備学修の内容

事前に、作品テキストは同僚し、できれば、内容に対して理解していてほしい。また、ヨーロッパ文化、歴史に関する基本地誌ｔ\期は必要。

その他履修上の注意事項

漠然と「授業の場にいる」だけでは意味がない、human being として、humanityを学ぶ、という意識を持ってほしい。レポート、プレゼンでのコピペは必ず判明するので、肝に銘じておくこと。

授業内容