TOEICⅡ
担当者大金 正知教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングENG-110

授業の概要(ねらい)

この授業では、①TOEICスコアを550~990点まで向上させること、②そのために必要な実践的英語力そのものを向上させること、の二つを目的とします。そのために最新のTOEIC特有の試験形式に慣れるように、2016年以降改訂されたTOEICの出題形式に沿った教科書を利用して講義を進めます。TOEICにて提唱されている日常生活、ビジネスなどの状況で利用される実践的な英語表現が身に着くように、30年間以上英語による実務に携わってきた経験をもとに、文法、語法、発音形態の把握のコツなどの基礎について出来るだけ丁寧に解説することでTOEICに必要な知識・スキルを身に付けることによりListening, Reading の能力の向上を目指します。
高い学習意欲を持つこの講座の履修生に対して、各回の授業で学んだUnitごとにオンラインにて復習が出来る自己学習システムー「リンガポルタ」の履修を、目標達成に必要な全員に課します。これにより、今は自分の英語に自信のない受講者も、受講後反復して英語に触れ自己学習することにより飛躍的な英語能力の向上をはかり、目標スコアに到達できる可能性を追求しようと考えています。実際にこのシステムの活用と講義での学習方法のアドバイスにより、半期で50~100点程度スコアを伸ばしているかなりの数の履修生が出現しており、その中には990点までスコアを伸ばしている履修生が実際に居られます。
この目的を実現するため、受講者には双方向のコミュニケーションを求めます。すなわち、何が分からないのか、何故分からないのかを講義者に対して、講義中・後でも、リンガポルタのシステムの中でも、メールでも良いので積極的に質問するようにしてください。その疑問と解決を講義中の振り返りで取り上げ一緒に探ることにより、受講者全員の英語力そのものの向上に役立つ講義としたいからです。

授業の到達目標

TOEICスコアを目標スコア550~990点まで向上させる。そのために、TOEICの設問形式に慣れ、必要な語彙・文法力を強化することにより実践的英語表現(会話・文章)の把握力を強化する。

成績評価の方法および基準

中間・期末試験:60%、出席:20%、授業への貢献・リンガポルタ自己学習:20%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書Perfect Practice for the TOEIC L&R Test石井隆之、山口修、上田妙美、梶山宗克、Joe Ciunci成美堂
参考文献

準備学修の内容

授業の目標を達成するため、予習・復習は必ずした上で授業に参加して下さい。それなしには授業を受ける意味がほとんどゼロになるからです。予習・復習の際わからない点があれば、必ず質問するようにしてください。講義者としては回答・解説するとともにその理由を質問者・受講者と一緒に模索することにより、受講者全体への理解が深まる可能性があり、授業そのものへの貢献となるからです。

その他履修上の注意事項

1.初回の授業には必ず出席して下さい。履修上の注意・授業の進め方を説明します。2.目標スコア550~990点に何としてでも到達したい(現在はこのレベルに到達しておらず自信がなくても)学習意欲をもつこと履修生を歓迎します。3.下記教科書を用いて1回の講義で原則1ユニットと前回の復習(理解できなかった箇所への質問・回答)を行います。4.高い学習意欲を持つ学生に応えるため、終了したUnitを復習し、中間試験・期末試験に向けて、教科書の出版社が提供しているオンライン学習システム「リンガポルタ」の履修をして下さい。それによって自分自身によって更なる学習が可能です。目標到達のために必要と考えられる受講者全員はリンガポルタでのオンライン学習を課します。5.英語力の土台として、文法や構文についての実力も重要だと考えるところ、後期においては文法・構文の解説についても詳しくしていこうと考えています。

授業内容

授業内容
第1回期末試験のふりかえり、Unit 1
第2回Unit 2
第3回Unit 3
第4回Unit 4
第5回Unit 5
第6回Unit 6
第7回Unit 7
第8回中間試験
第9回中間試験ふりかえり、Unit 8
第10回Unit 9
第11回Unit 10
第12回Unit 11
第13回Unit 12
第14回Unit 13
第15回Unit 14