授業の概要（ねらい）

この演習は「観光による地域エコシステム（経済）」をテーマとし、観光を基軸とした農林水産業を含む地域産業全体の経済活性化を研究目的とします。
　学生には、教員の指導のもとに研究対象を設定、文献調査やWEBを活用したヒアリング等により観光客の現地消費が地域産業にどのような効果を与えているか、またその課題は何かを研究レポートにまとめてもらいます。研究レポートの作成は、個人研究でも共同研究でも構いません。
なお、夏季休暇中にゼミ合宿を行う予定ですが、合宿の場所や課題は受講生の協議によって決定します。
＊必要に応じて関係者をゲスト講師として招聘します。
■ 研究テーマの例
① 観光による他産業への波及効果の研究
② 観光におけるBuyLocal推進の研究
③ 地域エコシステム（経済）構築における課題の研究
④ 観光をきっかけとした地場産品のネット販売の研究
⑤ 観光におけるアンテナショップの役割の研究

授業の到達目標

具体的な到達目標は下記の通りです。
①主体性をもって研究対象の設定ができる
②文献調査やヒアリング調査を行うことができる
③論理的な研究レポート作成ができる
④自ら作成した研究レポートをわかりやすくプレゼンテーションできる

成績評価の方法および基準

①出席および調査手法（到達目標①、②）　20％
②研究レポート（到達目標③）　40％
③プレゼンテーションおよびディスカッション（到達目標④）　40％

教科書・参考文献

準備学修の内容

以下のような準備学習課題を課します。　
・配布資料や参考文献の読み込み
・研究レポートの作成（2回程度）

その他履修上の注意事項

・欠席および公欠の扱いは大学の規定に従います。
・準備学習に必要な資料はその都度紹介します。

授業内容