担当者 | 髙久 舞教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [日本文化学科] | |
科目ナンバリング | JLT-307 |
この授業では民俗学、民俗芸能の研究方法を学ぶ。受講生は具体的な民俗芸能を1つ選び、1年を通してその民俗芸能を深く知る。
対象とする民俗芸能は、現在伝承されているものを原則とする。
前期では、民俗学の方法論、民俗芸能の概念について学び、その上で対象とする民俗芸能を選定する。
①民俗芸能を理解し、問題を設定することができる。
②民俗芸能について文献・実地調査し、報告することができる。
③先行研究を調べてまとめることができる。
④オーディエンスとして発表内容を理解し、コメントができる。
(1)リアクションペーパー(到達目標①) 10% (知識・理解)
(2)発表1回(到達目標②) 40% (理解・意欲)
(3)課題レポート1回(到達目標③) 40% (知識・理解)
(4)ディスカッションへの参加(到達目標④) 10% (関心・意欲)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 日本民俗学概論 | 宮田登、福田アジオ編 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 日本芸能史六講(全集21) | 折口信夫 | 中央公論新社 |
参考文献 | 芸能と民俗学 | 池田弥三郎 | 岩崎美術社 |
参考文献 | 日本民俗芸能概論 | 三隅治雄 | 東京堂出版 |
参考文献 | 図録 日本の民俗芸能 | 本田安次 | 朝日新聞社 |
参考文献 | 課題としての民俗芸能研究 | 第一民俗芸能学会 | ひつじ書房 |
参考文献 | 民俗文化財の手引き | 文化庁内民俗文化財研究会 | 第一法規出版株式会社 |
以下のような準備学習課題を課します。
・民俗学の方法論や民俗芸能について事前に参考書に示した概説書などを読み、講義内容の理解を深める。
・ネット、メディアなどを通して関心のある民俗芸能を探す。
・発表前にレジュメを作成する。
・先行研究を調べて文献リストを作成する。
履修人数や、受講生の関心によって授業内容を変更する場合がある。
民俗芸能を選定し、研究方法を考える第11回では個別面談を行ない、指導する。
第15回に先行研究の文献リストを提出する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 民俗学の方法論 |
第3回 | 民俗資料の利用法 |
第4回 | さまざまな民俗芸能① 神楽 ※オンライン授業 |
第5回 | さまざまな民俗芸能② 田楽 |
第6回 | さまざまな民俗芸能③ 風流 |
第7回 | 研究史から紐解く民俗芸能研究の方法① |
第8回 | 研究史から紐解く民俗芸能研究の方法② |
第9回 | 研究対象と研究方法の選定 |
第10回 | 発表① 関心のある民俗芸能とその内容について |
第11回 | 発表② 関心のある民俗芸能とその内容について |
第12回 | 発表③ 関心のある民俗芸能とその内容について |
第13回 | 先行研究の探し方 |
第14回 | 先行研究の読み方 |
第15回 | まとめと夏休みの課題 |