担当者 | 脇田 真清教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [心理学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | PSS-301 |
こころのはたらきを、薬物効果を介して探ります。こころのはたらきに影響を与える物質には、広く用いられている治療薬のほか、酒、たばこ、茶などの嗜好品や、乱用などにより社会的問題を生じるものもあります。本講義ではまず、この分野の歴史と薬理学の基礎を概説し、薬物効果を通してみたこころのはたらきについて考えます。
われわれが日常的に接している、くすりの作用についての理解を深めるとともに、こころのはたらきを捉える方法論を学びます。
授業内でのテストと授業での積極的な態度により評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は使用しません。 | ||
参考文献 | 参考文献などについては随時紹介します。 |
薬物にまつわる日常の出来事に関心をもち、薬物がこころに及ぼす影響について関心をもつよう心がけてください。
各回の内容は適宜変更することがあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス ・精神薬理学とは |
第2回 | 精神薬理学の基礎知識:情報伝達 |
第3回 | 精神薬理学の基礎知識:行動評価 |
第4回 | 薬理学の基礎:薬効強度規定要因 |
第5回 | 薬理学の基礎:薬物反復による効果 |
第6回 | 嗜好品の行動薬理:アルコール |
第7回 | 嗜好品の行動薬理:ニコチン |
第8回 | 嗜好品の行動薬理:カフェイン |
第9回 | 嗜好品の行動薬理:神経回路 |
第10回 | 乱用薬物の行動薬理:覚醒剤 |
第11回 | 乱用薬物の行動薬理:麻薬性鎮痛薬 |
第12回 | 乱用薬物の行動薬理:麻薬 |
第13回 | 乱用薬物の行動薬理:幻覚薬 |
第14回 | 乱用薬物の行動薬理:神経回路 |
第15回 | まとめ |