日本国憲法
担当者柴田 竜太郎
単位・開講先選択  2単位 [資格科目]
科目ナンバリングPUL-101

授業の概要(ねらい)

 今まで皆さんは高校までに、公民や政治経済といった授業で、日本国憲法について多少なりとも勉強してきたと思います。しかし、それが現実にどのような意味を持つのかについては、なかなか学ぶ機会がなかったのではないでしょうか。そこで本講義では、日本国憲法が社会でどのような役割を果たしているか、判例や学説から考えていこうと思います。

授業の到達目標

①日本国憲法についての基本知識を習得する。
②社会において生じる問題について、日本国憲法の観点から自分で考え、その考えを論理的に説明できるようになる。

成績評価の方法および基準

小レポート:10%
中間試験(LMS上):40%
期末レポート:50%
詳細は初回の講義で説明します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教職のための憲法(アクティベート教育学 15)斎藤一久・城野一憲編ミネルヴァ書房
参考文献

準備学修の内容

予習:教科書の該当箇所(前回の講義で指示する)を読む。
授業中:話の要点をメモする(レジュメには必要な用語と最低限の説明しか書いていない)。
復習:メモの内容を整理し定着させる。

その他履修上の注意事項

①他の学生に迷惑となる行為については減点対象となります。とりわけ私語については厳しく対応するので、注意してください。
②双方向性をなるべく確保するため、講義の質問や要望等を歓迎します。
③春学期に受講される場合は第1回と第9回が、秋学期に受講される場合は第8回が、LMSにおけるオンデマンド形式によるオンライン授業となります。ただし、新型コロナウイルスの感染状況等によって変更になる可能性があります。
詳細は初回の講義にて説明します。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス&イントロダクション
第2回1.立憲主義の成立と展開(1)
第3回1.立憲主義の成立と展開(2)
第4回2.代表民主政のメカニズム(1)
第5回2.代表民主政のメカニズム(2)
第6回3.裁判所と違憲審査制(1)
第7回3.裁判所と違憲審査制(2)
第8回中間テストと講評(LMSにおけるオンデマンド授業)
第9回4.憲法上の権利の享有主体性(1)
第10回4.憲法上の権利の享有主体性(2)
第11回5.法の下の平等(1)
第12回5.法の下の平等(2)
第13回6.表現の自由(1)
第14回6.表現の自由(2)
第15回講義のまとめ