産業・企業研究Ⅱ
担当者吉村 浩平教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングMAN-314

授業の概要(ねらい)

日本の産業の盛衰を歴史的視点による「過去」、景気動向による経済環境を踏まえた「現在」、デジタル社会の一層の進化を期待する「未来」の3つの観点から様々な業種や職種の特徴を捉え企業研究を行うことを目的といたします。また、「産業・企業研究Ⅱ」では業界別に深堀し、各企業の特性と企業戦略を学びます。また、「産業・企業研究Ⅰ」同様、業界動向、現況を学ぶことにより、「就活意識」を高めていくことを目標にしています。

授業の到達目標

日本の産業の動きを現在の経済環境等を踏まえ、自らの考えで課題抽出し、企業としての理想像を描くことができることを達成目標といたします。

成績評価の方法および基準

授業への貢献度(50%)・小論文(50%)にて総合的に評価します。
尚、小論文についてはテーマに基づき、「課題抽出」から「課題解決」に至るまでのプロセス、また、「課題解決」に障害となる事象、課題解決後の「期待される効果」などについて、講義で使用する「キーワード」を活用しながら論理的に記述できることを合格水準といたします

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

講義終了時に次回の講義の「ポイント」または「キーワード」を紹介します。各自、それぞれ関連する事項の事前学習を行い、理解を深めた上で出席するようにして下さい。

その他履修上の注意事項

本講義で企業の成長、企業活動の実情を具体的に学ぶことにより、企業が「何故、成長するに至ったのか」、「何故、失敗したのか」などにつ分析分析します。講義では、個別に業界を選び、理想の企業について論理的に解説してもらう機会を設けたいと思います。

授業内容

授業内容
第1回前期振り返り・政治/経済の最新の時勢を学ぶ
(前期の振り返りと同時に2022年の社会環境の変化について情報共有を図る)
第2回企業を取り巻くビジネス経済Ⅰ
(企業における組織活動の内容と重要性を理解する)
第3回企業を取り巻くビジネス経済Ⅱ
(企業における組織活動の内容と重要性を理解する)
第4回企業を取り巻くビジネス経済Ⅲ
(企業における組織活動の内容と重要性を理解する)
第5回企業における経営戦略Ⅰ(経営戦略のポイント)
(企業の盛衰に影響する経営戦略を多角的視点で理解する)
第6回企業における経営戦略Ⅱ(成長戦略・競争戦略)
(企業の盛衰に影響する経営戦略を多角的視点で理解する)
第7回企業における経営戦略Ⅲ(イノベーション・組織体制)
(企業の盛衰に影響する経営戦略を多角的視点で理解する)
第8回企業における経営戦略Ⅳ(企業分析ⅰ)
(経営戦略の視点で具体的に企業(主にメーカー)の現況を分析する)
第9回企業における経営戦略Ⅴ(企業分析ⅱ)
(経営戦略の視点で具体的に企業(主にメーカー)の現況を分析する)
第10回企業における生産性向上施策Ⅰ(RPAⅰ)
(業務プロセスや人による作業を自動化し、効率化を図る「RPA・Robotic Process Automationの効果を理解する)
第11回企業における生産性向上施策Ⅱ(RPAⅱ)
(業務プロセスや人による作業を自動化し、効率化を図る「RPA・Robotic Process Automationの効果を理解する)
第12回企業における生産性向上施策Ⅲ(トヨタ生産方式ⅰ)
(「世界のトヨタ」の生産技術の骨格をなす「トヨタ生産方式」の概念を理解する)
第13回企業における生産性向上施策Ⅳ(トヨタ生産方式ⅱ)
(「世界のトヨタ」の生産技術の骨格をなす「トヨタ生産方式」の概念を理解する)
第14回企業分析による職業選択
来年度から始まる「就活」に備えての職業戦略について思考を深める)
第15回講義総括
(講義全般振り返り)