担当者 | 濱田 陽教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択必修 2単位 [日本文化学科] | |
科目ナンバリング | JLT-304 |
文化学的アプローチにより、専門分野を深めた、また、複数領域を横断する、開かれた広い視野に立って日本文化を研究、発表する応用力を養う。他のゼミ・メンバーの研究テーマに親しみ、新たな日本文化研究を共に推進する。
今日、日本文化の研究領域とテーマは多岐に及ぶ。【本演習では、哲学、神話、宗教、思想、環境、教育、文学、歴史、言語、生活、風俗、芸術、芸能、サブカルチャー、観光、科学等の複数領域を視野に、死生観、樹木葬、幸福論、日本文化と恐怖、阿修羅像の魅力、日本の里山、日本人論、日本の記念日、日本の時計文化、日本文化にみるジェンダー、紙とデジタルの出版文化、無形文化遺産としての和食、発酵食品、喫茶文化、和菓子、日本酒と若者、ストリート・ファッション、化粧、日本の色彩、日本語ルビの多様性、日本アニメーションの特徴、日本アイドルの魅力、群像的キャラクター、実写化、日本の科学技術、日本サッカーによる地域振興、日本庭園、日本の玄関、SNSとアイデンティティ、折り紙文化、招き猫、家紋の多様性、虫文化、都市伝説など、じつに多彩なテーマでの研究がなされてきている。】
後期は前期からさらに発展させた独創的な研究テーマを推奨する。初顔合わせにより前期以来の研究テーマについて意見交換、前期末にすべてのゼミ・メンバーの意見を集約して決定した発表順、ゼミ運営方法等、研究発表のための再確認を行う。その後、自身の研究テーマについて、集めた情報・資料を選択・整理・分析・総合し、「研究レジュメ」(暫定版)を準備、発表する。
演習の全過程を通じ、ディスカッション・発表で寄せられた多彩な意見を検討・反映し、研究内容をさらに推敲・発展させた「研究レジュメ」(完成版)を作成、オンラインと印刷物で提出する。
独創的な研究テーマに磨きをかけ、次年度演習・卒業論文・卒業後の展望等を見越した研究成果をまとめ、「研究レジュメ」(完成版)(具体的に、研究テーマ、キーワード、研究動機、研究仮説、研究事項、研究計画、情報・資料引用例、背景知識、参考文献・参考WEBサイト一覧、等についてまとめたもの)を完成させる。
演習参加度と個人発表(60%)、「研究レジュメ」(完成版)(40%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | |||
参考文献 | 必要な資料はプリントで配布 |
・定期的に、図書館、インターネット、コロナ状況下で可能な範囲の実地調査を活用し、研究の軸・糧となる紙媒体情報(主として参考文献)、デジタル情報(参考文献・論文のデジタル版、参考WEBサイト、データベース等)、自己取得資料(自ら撮影した写真・動画、ノート、収集物等)を発掘、集積するよう工夫する。
・発表のパワーポイント、レジュメ等の電子データは発表日前の日曜日23時59分までにLMSオンライン「掲示板」の専用フォーラムに送信、掲載する。
・パワーポイント、レジュメ等の印刷物(発表者・指導教授を含めて必要部数)は発表者が当日、準備する。
・LMSオンライン上で重要な情報はUPしていくため、対面授業の前後にLMSも確認すること。
・LMSオンライン上で重要な情報はUPしていくため、対面授業の前後にLMSも確認すること。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 初顔合わせ 研究発表のための事前確認 特別セッション「身体と精神から見る「日本」」 |
第2回 | セッションⅠ 暮らしの光と影 *「研究レジュメ」(暫定版)を準備、発表する。 |
第3回 | セッションⅠ 暮らしの光と影 |
第4回 | セッションⅡ 民族学と文学の邂逅 |
第5回 | セッションⅡ 民族学と文学の邂逅 |
第6回 | セッションⅢ 流行と精神の行方 |
第7回 | セッションⅢ 流行と精神の行方 |
第8回 | セッションⅣ 妖怪異界社会問題 |
第9回 | セッションⅣ 妖怪異界社会問題 |
第10回 | セッションⅤ 地域に潤いを…! |
第11回 | セッションⅤ 地域に潤いを…! |
第12回 | セッションⅥ 人生を豊かにするもの |
第13回 | セッションⅥ 人生を豊かにするもの |
第14回 | 特別セッション 「日本人」が生み出した表象文化とは? 「研究レジュメ」(完成版)を作成、提出する。 |
第15回 | 所定の日に発表できなかった履修者、また、各発表への応答を文書ファイル、音声データを準備して公開、学習する。 *LMSオンデマンド形式による授業、第7〜13回(11月〜12月)の間で実施 |