東洋文化史Ⅰ
担当者澁谷 由里教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [史学科]
科目ナンバリングHAA-219

授業の概要(ねらい)

 「中国美術の歴史-故宮博物院の文物を中心に-(1)」
 北京と台北の故宮博物院は、中国4000年の歴史をものがたる、文化財の宝庫です。この授業では、双方が所蔵する名品を映像で鑑賞しながら、中国の文化・歴史・社会の本質をかんがえていきましょう。

授業の到達目標

 1、美術を中心とする、中国の通史が理解できる。
 2、中国における、文化財の政治的意義が理解できる。

成績評価の方法および基準

・LMSに出題する、全5回(各回は20点満点)の配信課題への解答(100%)
・3回以上提出を忘れると、合格点(60点)に届かない。また2回の提出忘れであっても、残る3回が全て満点でなければ合格点に届かない(ただし履修修正により、第4回から履修者名簿に加わった学生については、全4回<各回を25点満点に換算>の課題解答で評価する)。なお「提出期限」とは、送信完了までの時間を指すので、解答が終了していても送信が遅れた答案は減点する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『ふたつの故宮博物院』野嶋剛新潮社

準備学修の内容

 特に前近代の中国史について、高校世界史程度の基礎知識はあるものとして授業を進めます。不安な人は高校世界史教科書で各回に該当する時代について予習し、授業にも教科書を持参すること。

その他履修上の注意事項

・授業時間中の私語はやめてください。とくに映像上映中は、ほかの履修者の迷惑にならないよう、各自気をつけてください。
・配信課題の提出・送信忘れに注意。なお提出期限ぎりぎりの時間にシステムに入ると、解答や送信の完了が遅れ、結果的に遅延答案となり減点されます。

授業内容

授業内容
第1回 教員の自己紹介とガイダンス、故宮博物院のなりたちと特徴について(対面授業)
第2回 NHKスペシャル「故宮1 神、人と共にあり-先史・殷・周-」の内容について(LMS、土曜配信)
 中国史における周代までの意義 ※この回は次週視聴する映像の解説を、先取りして配信します。
第3回「故宮1 神、人と共にありー先史・殷・周」(対面授業)
※この回は上映中心とし、配信資料の補足説明などを行いますが、授業後にLMSから、第1~3回分の課題を出題します。
第4回 「故宮2 百家争鳴 乱世に競う-春秋戦国-」(1)(対面授業)
 春秋戦国時代の異色性
第5回 「故宮2」(2)(対面授業)
 春秋戦国時代の文化財の特徴
第6回 「故宮3 皇帝、天下を制す-秦、漢-」(1)(対面授業)
 統一王朝は何をもたらしたか?  ※授業後にLMSから、第4~6回分の課題を出題します。
第7回 「故宮3」(2)(対面授業)
 秦漢時代の文化財
第8回 「故宮4 書聖誕生-六朝-」(1)(対面授業)
 魏晋南北朝時代の歴史的意義 
第9回 「故宮4」(2)(対面授業)
 六朝(南朝)文化の特徴 ※授業後にLMSから、第7~9回分の課題を出題します。
第10回 「故宮5 仏の道 はるか-五胡十六国・北魏-」(1)(対面授業)
 中国史における北方遊牧民の存在意義
第11回 「故宮5」(2)(対面授業)
 中国仏教の特徴
第12回 「故宮6 長安の春-隋・唐-」(1)(対面授業)
 南北統一と多様な文化  ※授業後にLMSから、第10~12回分の課題を出題します。
第13回 「故宮6」(2)(対面授業)
 花開く国際色
第14回 「故宮7 大唐の落日ー唐・五代」(1)(対面授業)
 安史の乱と顔真卿の悲劇
第15回 「故宮7」(2)(対面授業)
質実と洗練の時代へ ※授業後にLMSから、第13~15回分の課題を出題します。