体育実技
担当者鈴木 賀映子教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [初等教育学科 初等教育コース]
科目ナンバリングESS-110

授業の概要(ねらい)

 本授業の目的は、小学校学習指導要領の「体育編」に記載された内容の理解と、その指導を行うための資質の獲得である。
 また、各運動領域の理論と技能の習得だけでなく、将来、教職を目指す者としてふさわしい社会性や協調性の育成を目指す。
 集団の活動を通して、仲間と協力して目標を達成するための姿勢を養う。

授業の到達目標

 学習指導要領及び解説に示されている、体育実技を指導する上で必要最低限な理論と技能を修得する。
 集団の中で求められる主体性、社会性、協調性を修得する。

成績評価の方法および基準

 授業参加度 40%
 実技テスト 60%(各単元の授業時に実施します)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『小学校学習指導要領』(平成29年解説)文部科学省
参考文献『小学校学習指導要領解説(体育編)』(平成29年解説)文部科学省

準備学修の内容

 基本的な体力の維持・増進や健康管理は、体育実技を指導するだけでなく社会人として求められる最低限の素質です。体力に自信のない学生は、各自授業時間外に基礎体力の向上に努めてください。
 また、運動が苦手な学生も、授業時間外に基礎的な資質や能力を身に付ける努力をしてください。
 毎時間、各単元につながる授業の「導入」部分を担当グループに教師役となって実施してもらいます。授業外でも、グループで準備等していただくことになるので、協働的な活動に主体的に取り組む姿勢を養ってください。

その他履修上の注意事項

 単に運動技能を習得だけでなく、教職を目指す者として当然の資質と態度を身に付けてください。
 集団の中でグループ活動を行うことで、協同的に学び合い相互学修ができる環境を構築できるよう努めてください。
 毎回、必ず運動にふさわしい服装に着替えて集合してください。
 けがには充分に注意してください。
 貴重品の管理は各自が責任をもって行ってください。
※社会的状況に応じて、オンデマンド、オンラインなどに適宜変更して進めます。
 LMSで告知するため、常時確認してください。

授業内容

授業内容
第1回 オリエンテーション(授業の進め方、ウォーミングアップ担当グループ決め、その他)
第2回 体つくり運動・走跳運動①(走の運動)
第3回 体つくり運動・走跳運動②(縄跳びなど)
第4回 器械運動①(跳び箱)
第5回 器械運動②(マット運動)
第6回 器械運動③(鉄棒)
第7回 水泳①(LMS)
第8回 表現運動①
第9回 表現運動②
第10回 表現運動③
第11回 ボール運動①
第12回 ボール運動②
第13回 ボール運動③
第14回 ボール運動④
第15回 まとめ
 ※各単元の最後には、実技テストを実施する。
 ※施設状況により、種目変更の可能性もある。