担当者 | 野本 敬教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [現代ビジネス学科] | |
科目ナンバリング | SEM-102 |
この授業では、前期に続き社会人として必要な文章理解及び実用的な文章作成のための基礎訓練を行います。正確な漢字や語彙・表現の知識の学習も継続します。今学期においては、複数回の書評執筆を通じて論理的な文章表現と批判的思考を学び、的確な批評を行なえるようになることを目指します。
漢字知識は実社会で必要な水準に達することが必要です。加えて今学期は、読書を基盤に正確に内容を把握・要約し、批判的思考に基づいた書評を書けるようになることが目標になります。
定期試験は実施せず、成績評価は毎回の小テストや授業内の課題を平常点として50%、学期末のレポートを50%として達成度から評価します。評価に関わる課題については、LMS上や授業内で逐次解答例や解説を加えます。詳細については初回授業時に評価観点や要求水準を提示し説明します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 特定のテキストは指定しませんが、「レポート/論文の書き方」についての本を1冊用意してください。例えば『5日で学べて一生使える! レポート・論文の教科書』小川仁志、ちくまプリマー新書、2018年などが挙げられます。その他必要な文献は適宜紹介していきます。 |
前の学期に続いて授業開始後、漢字の自主学習を進めること。(30分程度)進行状況は毎回の小テストでチェックします。
課題は授業外の時間で作成することが多くなります。期日前に仕上がるよう計画的に取り組んでください。(1時間程度)学期内に複数回のブックレポートとピアレビューを課しますので、各自の関心に合わせ系統的な読書を重ね、文章にまとめていくとともに自他の文章を客観的・批判的に眺める視点の獲得が必要になります。習慣的な読書に加え、新聞・雑誌にも目を通し、社会的関心と自らの見識を養うことが必要です。(30分~1時間程度)詳細については初回授業時に説明します。
各回授業はあくまでその時点の実力チェック及び方法論の紹介と実習にすぎません。その成果を実際に発揮するためには、自発的に取り組むことなしに向上はなく、授業時間外で各自が実際に手を動かして書く継続的な努力の積み重ねが不可欠です。労を厭わず継続的な積み重ねを心がけてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業の進め方・評価方法の説明 |
第2回 | 文章全体の構造をつかむ:「新書」を読む |
第3回 | 構成の把握:目次の読み方 |
第4回 | レジュメの切り方:予備報告準備 |
第5回 | 「新書」部分要約報告+相互評価① |
第6回 | 「新書」部分要約報告+相互評価② |
第7回 | 「新書」部分要約報告+相互評価③ |
第8回 | 検索講習:「類書」を見つける |
第9回 | 本の「選球眼」(オンライン) |
第10回 | 「選書」「単著」の書誌情報・概要報告 |
第11回 | 内容&レジュメ報告+相互評価、比較と考察面談① |
第12回 | 内容&レジュメ報告+相互評価、比較と考察面談② |
第13回 | 内容&レジュメ報告+相互評価、比較と考察面談③ |
第14回 | 内容&レジュメ報告+相互評価、比較と考察面談④ |
第15回 | 総まとめ(予定) (但し作業の進捗次第で進度・内容は適宜変更することがある) |