担当者 | 野本 敬教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [現代ビジネス学科] | |
科目ナンバリング | SEM-101 |
この授業では、一定の常識を備えた社会人として必要な文章理解及び実用的な文章作成の基礎訓練を行います。書きことばを通じたコミュニケーションにおいては、正確な漢字や語彙・表現の知識も不可欠であり、それらの訓練も併せて行います。今学期においては、まず正確な文章理解とその表現に重点をおきます。同時に、社会生活上ふまえるべき文書の形式についても実践訓練を施します。
日本語表現に一定の漢字の知識は不可欠です。書くための基本的技能(漢字、語彙、表記、文体、文法など)の再構築と文章の正確な理解のための演習を行い、まとまった内容の文章を的確な要旨にまとめられることを目指します。
定期試験は実施せず、成績評価は毎回の小テストや授業内の課題を平常点として50%、学期末のレポートを50%として達成度から評価します。評価に関わる課題については、LMS上や授業内で逐次解答例や解説を加えます。詳細については初回授業時に評価観点や要求水準を提示し説明します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『語彙力をつける 入試漢字2600』 | 円満字二郎 | 筑摩書房 |
参考文献 | 漢字練習用に『語彙力をつける 入試漢字2600』円満字二郎、筑摩書房、2019年を使用します。また、特定のテキストは指定しませんが、「ビジネス文書のマナー・書き方」についての本を1冊用意してください。その他参考文献は必要に応じて紹介していきます。 |
授業開始後、上記問題集を利用し漢字の自主学習を進めること。(30分程度)進行状況は毎回の小テストでチェックします。
課題は授業外の時間で作成することが多くなります。期日前に仕上がるよう計画的に取り組んでください。(1時間程度)また文章作成の巧拙は読書量に比例します。習慣的な読書に加え、新聞・雑誌にも目を通すようにしてください。(30分~1時間程度)詳細については授業内で説明します。
各回授業はあくまでその時点での実力チェック及び方法論の紹介と実習にすぎません。その技能を実際に身につけるためには、授業時間外で各自が実際に手を動かして書く継続的な努力の積み重ねが不可欠です。また学期開始後、できるだけ早く大学公式のメールアドレスを取得してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業の進め方・評価方法の説明 |
第2回 | 文章作成基礎①:相手のある文章と文体について |
第3回 | 文章作成基礎②:通信文の基本と留意事項 |
第4回 | 文章作成基礎③:適切な表現と語彙、言い換えについて |
第5回 | 「礼儀正しい」表現① |
第6回 | 「礼儀正しい」表現② |
第7回 | 「分かりやすい」表現①:分類と要約 |
第8回 | 「分かりやすい」表現②:図表化・箇条書き・文章 |
第9回 | 図書検索と借出し(オンライン) |
第10回 | 文章読解の基礎①:事実と意見 |
第11回 | 文章理解の基礎②:要旨把握のポイントとまとめ方 |
第12回 | 文章作成基礎④:客観性について |
第13回 | 添削指導とその要領 |
第14回 | ブックレポート作成 |
第15回 | ピアレビュー (但し作業の進捗次第で進度・内容は適宜変更することがある) |