担当者 | 木村 康平教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [自己啓発支援科目(短大)] | |
科目ナンバリング | CAE-113 |
この授業は、国語科目(現代国語)で編入学試験を受けて、帝京大学の各学部へ編入したいと考えている人のために開かれています。
これまで現代文の問題の解き方が分からずにきた人にも分かりやすく説明します。
問題の解き方にはコツがあります。その基礎を学びます。
また、編入学試験の「国語」には必ず漢字問題が出題されます。漢字が正しく読み書きできるかどうかは合否を決める大きなポイントになります。そこで、授業では毎回、漢字の小テストを行います。
なお、編入しない予定の人も、現代文を読む方法について、この授業で学ぶことができます。文章の仕組みを知れば、難解な文章も理解できるようになります。
人間文化学科の人、現代ビジネス学科の人、いずれも受講することができます。是非、国語の力を身に付けてください。
前期の授業を基礎編として、後期は応用編となります。
後期は、やや難度の高い問題に取り組みたいと思いますが、後期から履修しても特に支障はありません。
編入学試験は近年、難しくなっています。編入学を希望する人は積極的に履修してください。
現代文の問題の解き方を理解することができる。
受験頻出漢字が読み書きできる。
現代評論文を読み解くことができる。
以上を目標とします。
漢字小テスト・授業への意欲や参加度などの平常点の合計(50%)+期末テスト(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | プリントを用意します。テキストは用いません。 | ||
参考文献 |
・毎回、漢字の小テストを行いますので、その事前・事後の学習が必要です。
・前回の授業で学習したことを復習して、次の授業に臨むこと。
・授業中に紹介する参考文献をもとに、さらに自分でさまざまな問題に挑戦すること。
・問題は何度も繰り返し解答することによってはじめて力がつきます。配付プリントは保存して、繰り返し自習してください。
出席することが大切です。遅刻をしないこと。授業に積極的に取り組むこと。授業のマナーを守ること。授業時のスマホの使用は不可。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業計画と授業に対する取り組み方の説明 |
第2回 | 評論文の解き方(1)―筆者の価値観を判断する |
第3回 | 評論文の解き方(2)―答えはすべて問題文中にある |
第4回 | 評論文の解き方(3)―傍線部の指示語をどう解くか |
第5回 | 随筆を読む(1)―筆者の主観的視点をとらえる |
第6回 | 評論文の解き方(4)―傍線部の言い換え問題 |
第7回 | 評論文の解き方(5)―傍線部の説明問題 |
第8回 | 評論文の解き方(6)―選択肢問題の解法 |
第9回 | 随筆を読む(2)―キーワードの見つけ方 |
第10回 | 評論文の解き方(7)―空欄補充問題 (オンライン授業) |
第11回 | 評論文の解き方(8)―脱文挿入問題 |
第12回 | 評論文の解き方(9)―記述問題について |
第13回 | 総合問題を解く(1)―入門編 |
第14回 | 総合問題を解く(2)―応用編1(やや難度の高い問題を解く) |
第15回 | 総合問題を解く(3)ー応用編2(問題解法のポイントのまとめ) |