担当者 | 茂垣 まどか教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | EDP-106 |
身体,情動,自我の側面から,人間の心の発達を解説する。グループワーク等により他者との意見交換をすることで理解の深化を試みる。
心の発達に関する心理学の基礎用語を説明することができる。
人のこころの発達を理解することを前提として,他者や他世代の人へ配慮することができる。
LMSを利用した中間試験30%,授業への参加度30%,学期末試験40%で総合的に評価する。
“授業への参加度”とは,毎回の授業時に課される小レポートや確認問題への解答をすることであり,社会的状況が整いグループワーク等が実施された場合は,その作業シートなどが含まれる。中間試験はLMS上で行われ自分の到達度(得点)を確認することができ,授業への参加度については,授業内で教員が適宜解説する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 指定しない。資料を用いて授業を進める。 | ||
参考文献 | 『エピソードでつかむ生涯発達心理学』 | 岡本祐子・深瀬裕子(編著) | ミネルヴァ書房 |
事前に配布・指定した資料(次回のレジュメ)や書籍を読み,内容を把握して授業に臨む必要がある。授業内でその準備を踏まえて質問や人数に応じて討論など行う可能性がある。授業で配布した資料,ノートなどを読んで復習し,LMSを利用した試験を受験する必要がある。グループ活動等を通して意見交換や理解を深める必要がある。
日常生活の中で,他世代との交流を心がけ,その経験と授業内容をリンクさせて考察すること。
第1回イントロダクションに必ず出席し,この授業の進め方をよく理解したうえで受講すること。期限内に第1回授業の授業課題をLMS上で提出することで,出席となる。受講に際して,欠席した場合の不利益が大きいので注意すること。グループ活動を通して意見交換や理解を深めることを実施するため,授業への積極的参加が求められる。また,この授業は資料配布や試験・課題等でLMSを利用するので,使い方を習得しておくこと。
授業計画は,進行状況に応じて調整する場合がある。授業の具体的な方法については,社会的状況を鑑みて変更されることがあるので,授業内での説明をよく聞くこと。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション,「こころ」とは,「こころの発達」とは |
第2回 | 発達における遺伝と環境 |
第3回 | 健全な発達とは |
第4回 | ふりかえりと意見交換① |
第5回 | 身体的発達・運動機能の発達(オンデマンド※授業週(全14回)とは別途設定・実施する。期日等詳細は授業内で発表する) |
第6回 | 愛着の形成と情動の発達 |
第7回 | 母親からの分離と個体化のプロセス |
第8回 | 健全な自己愛の発達 |
第9回 | ふりかえりと意見交換② |
第10回 | 自我発達1:自我の芽生え |
第11回 | 自我発達2:アイデンティティの発達 |
第12回 | 中年期の特徴と心理的状況 |
第13回 | 高齢者の特徴と心理的状況,レポート解説 |
第14回 | ふりかえりと意見交換③ |
第15回 | 前期の総合解説 |