担当者 | 片上 千恵教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | SOC-103 |
SNS隆盛の時代、今や文章や写真によるメッセージの発信にとどまらず、動画や音声をライブ配信できるSNSも次々と出現しています。本授業では、前期の「情報社会環境論Ⅰ」で言語技術教育をベースに論理的思考に基づいた発信力を身につけます。相手に誤解なく情報を伝えるには基本となる「型」があります。実践的にトレーニングを重ねることで基本の「型」を身に着け、最終的にはグループでディベートに挑戦します。
後期の「情報社会環境論Ⅱ」では、メディアが発信する情報を読み解き、正しく活用することを目的とします。授業では、マスメディアやSNSに流れるコンテンツを分析することで、その情報の真意やもたらした影響を考えます。最終的にはグループに分かれ、スマホを使って短いドキュメンタリー作品の制作にチャレンジします。
自分の意見を正しく理解してもらうための情報整理と効果的な発信の仕方を学ぶことが目的です。
・伝えたい情報を整理し論理的に発信できる。
・メディアが発信する情報を読み解き、正しく活用することができる。
中間テスト(レポート提出) 30点
ディベート(発表態度、チームへの貢献度) 20点
期末テスト 50点
合計 100点
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業中に資料を配布します。 | ||
参考文献 |
日頃からテレビ、新聞、SNSなど様々なメディアに触れ、ニュースを敏感にチェックしておくこと。
「情報社会環境論Ⅱ」をあわせて履修することが望ましい。
毎回、発言の機会があります。積極的な発言、授業参加が求められる授業です。
後半に行うディベートは、グループでの準備作業が必要です。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション・コミュニケーション・スキル① 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う 「問答の基本」 |
第2回 | コミュニケーション・スキル② 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う 「説明の仕方」 |
第3回 | コミュニケーション・スキル③ 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う 「コンテクストの理解」 |
第4回 | コミュニケーション・スキル④ 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う 「絵の分析」 |
第5回 | コミュニケーション・スキル⑤ 論理的思考力を鍛えて情報を正しく捉え、発信する力を養う 「物語の構造」 |
第6回 | ソーシャルメディアに関する動画コンテンツの鑑賞① 作品を通してSNS時代における情報リテラシーについて考える |
第7回 | ソーシャルメディアに関する動画コンテンツの鑑賞② 作品を通してSNS時代における情報リテラシーについて考える |
第8回 | ソーシャル・メディア SNSを通じた情報の広がりやそのリスク、また有効利用の事例 |
第9回 | 情報発信とコミュニケーション グループワーク |
第10回 | ディベートの方法 手順・目的・模擬ディベート |
第11回 | ディベートの準備 情報収集の仕方 |
第12回 | ディベート実践① グループ対抗でトーナメント実施 |
第13回 | ディベート実践② グループ対抗でトーナメント実施 |
第14回 | ディベート実践③ グループ対抗でトーナメント実施 |
第15回 | まとめとテスト |