担当者 | 福井 淳哉教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [日本文化学科] | |
科目ナンバリング | ESS-202 |
毛筆による表現の楽しさに触れながら、生活に生かす様々なスタイルを毛筆で学び、書のもつ実用性について考えます。「漢字」と「ひながな」そしてその両方を交えた「漢字かな交じり文」など、様々なスタイルで日常生活において美しく応用表現するための基礎を学び、その習得を目指します。
①「漢字」と「ひらがな」、そして「漢字かな交じり文」などを様々なスタイルを美しく表現できるようになる。
②教職課程履修者は「書写」や「書道」の授業担当者としての基礎的・基本的な資質を身に付ける。
授業各回への取り組み方(50%)、授業を通しての文字の変容度・提出物の内容(50%)をみて総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業で資料を配布します。 | ||
参考文献 | 『明解 書写教育』 | 全国大学書写書道教育学会編 | 萱原書房 |
参考文献 | 書写の教科書 |
各授業での学修内容を硬筆で復習することで、手書きのスキルは確実に向上します。日ごろのメモやノートへの記述時に、この授業での学びを意識するなど、硬筆(ペン)への応用を目指しましょう。
実技の道具(書写のセット、鉛筆など)が必要です。詳しくは第1回の授業で説明します。
実技だけで評価が決まるわけではありませんので、履修に際して書道経験の有無は関係ありません。文字書くことに苦手意識のある人ほど学修の効果を実感することができます。経験者も未経験者も、毛筆による表現の楽しさに触れながら学びましょう。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 「整った文字」とは何か |
第3回 | 楷書と楷書に調和するひらがなⅠ |
第4回 | 楷書と楷書に調和するひらがなⅡ |
第5回 | 楷書と楷書に調和するカタカナ |
第6回 | 行書と行書に調和するひらがなⅠ |
第7回 | 行書と行書に調和するひらがなⅡ |
第8回 | 行書と行書に調和するカタカナ |
第9回 | 文字の配置と配列 |
第10回 | 日常生活に生かす書(はがき、封書など)Ⅰ |
第11回 | 日常生活に生かす書(はがき、封書など)Ⅱ |
第12回 | 身のまわりの書Ⅰ |
第13回 | 身のまわりの書Ⅱ |
第14回 | 書き初め |
第15回 | まとめ、課題提出 |