日本マンガ史Ⅱ
担当者萩原 由加里教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングARL-206

授業の概要(ねらい)

終戦後から現代へと至るマンガの歴史を取り上げることで、現代のマンガがこのような現状に至った理由を考えておぃ。漫画がマンガと表記されるようになり、さらに海外でも評価されるようになった要因についても取り上げていく。

授業の到達目標

1、戦後から現代まで至るまでのマンガの歴史に関する基礎的な知識を身につける
2、戦前と戦後の日本マンガの変化を比較することで、時代による日本マンガの表現や役割の違いを説明できるようにする

成績評価の方法および基準

期末レポート40%、平常点(毎回の授業におけるリアクションペーパー)60%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書:なし
参考文献『年表日本漫画史』(2007)清水勲臨川書店

準備学修の内容

次回に取り上げる時代とテーマについて、その時代の社会的・政治的な出来事を図書館やネットを使って調べ、時代背景を把握したうえで授業に臨むこと。
授業内で取り上げた作品は、授業後に読んでおくこと。

その他履修上の注意事項

第15回目のオンライン回の実施日については、授業内で別途指示する。

授業内容

授業内容
第1回マンガの歴史を学ぶ目的
第2回手塚治虫と赤本マンガ
第3回長谷川町子 ―女性漫画家の登場
第4回絵物語とSFブーム
第5回月刊少年マンガ誌の創刊
第6回劇画の創生期
第7回少女マンガの誕生
第8回『マガジン』と『サンデー』 ―週刊少年マンガ雑誌の創刊
第9回『ガロ』の登場がもたらした衝撃
第10回『週刊少年ジャンプ』創刊までの道筋
第11回花の24年組の登場
第12回アマチュア・マンガ ―コミケの誕生
第13回ジャンプの全盛期
第14回2次元から3次元へ ―マンガの実写化の問題
第15回(オンライン回)マンガの歴史のまとめ