古典文学特論ⅠB(上代)
担当者馬場 小百合教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 日本文化専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

毎回担当者がレジュメを作成し、口頭発表する演習の授業です。さらに発表内容については全員で討議します。
自分で選択した古典文学作品についての重要な先行研究一本について、その内容について批判的に検討します。先行研究を精読し、批判することを通じて自らの問題意識を明確にします。
古典文学を研究する上での基本的な辞書・注釈書、参考文献の扱い方について学び、自ら新たな問題を立てて調査し、結果を論理的に報告する力を身につけます。

授業の到達目標

古典文学を学ぶ上での基本的な辞書や注釈書、参考文献について理解し、利用することができる。
問題意識をもってテキストに向かい、問いを解決するための適切な調査ができる。
調査を過不足無くレジュメにまとめ、わかりやすく口頭発表ができる。
批判的な質疑応答を通じて、参加者全員と問題意識を共有し、理解を深めることができる。

成績評価の方法および基準

演習発表(30%)、最終レポート(30%)、課題(20%)、質疑応答など授業への参加態度(20%)で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 テキストはプリントを用意し、参考文献は授業時に紹介します。
参考文献

準備学修の内容

自分の演習発表において十分に用意してレジュメを作ってくることはもちろんですが、他の人の発表においても毎回必ず予習が必要です。
取り上げられる論文について予習し、問題点をまとめてくることを求めます。

その他履修上の注意事項

ガイダンスには必ず参加すること。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス、前期の復習 《講義》
第2回古典文学を調べるための基礎知識(1):辞書、注釈書、索引ほか  《講義・実習》
第3回教員による模擬発表 《講義》
第4回古典文学を調べるための基礎知識(2):課題解説  《講義》
第5回 学生による発表・討議(1)
第6回 学生による発表・討議(2)
第7回 学生による発表・討議(3)
第8回 学生による発表・討議(4)
第9回 学生による発表・討議(5)
第10回 学生による発表・討議(6)
第11回 学生による発表・討議(7)
第12回 学生による発表・討議(8)
第13回 学生による発表・討議(9)
第14回 学生による発表・討議(10)
第15回総括(オンライン) 《講義》