担当者 | 二村 英夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | ECP-201 |
経済政策論は、経済に関して政府が行う政策の総称と捉えられ、この中でも金融政策、財政政策が重要です。修得目標は、マクロ経済の基本的な枠組みをベースに経済政策の基礎理論を理解すること、到達目標は、経済政策の基礎的な理論について説明できること、経済理論や諸データを使って、これまでの経済政策の波及プロセスや波及効果を説明できるようになることです。また、こうした政策は、近現代の各時代の経済環境、経済制度によって、政策目的や政策の波及効果が変化します。こうした点も説明できるようになるとよいです。
マクロ経済の枠組みと経済政策の概要、政策目的、政策効果の基礎理論を理解し説明できること、経済理論や諸データを使って、近現代の各時代の経済環境、経済制度の下で、金融政策、財政政策の波及プロセスや波及効果を説明できるようになることを到達目標とします。
授業中に出す宿題(30%)、中間テスト・期末テスト(60%)から総合的に評価します。また、その他(10%)として、出席状況について、宿題の提出期限の順守も評価の参考に致します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『マクロ経済学 入門編(第4版)』 | N.グレゴリー・マンキュー | 東洋経済新報社 |
参考文献 |
授業の後に授業で配布した資料をベースに復習を心がけてください。授業の配布資料は、当日の午前9時にはLMSに掲載しますので予め目を通しておくのもよいです。学期間中にLMSに、自習用問題を出しますので解いてください。また、日頃から経済のニュース報道に関心を持つようにしてください。
経済政策論Ⅰと経済政策論Ⅱを継続して履修することを原則とします。授業形式は講義中心です。
社会状況及び履修状況によっては、2020年度、2021年度と同様、オンライン授業で実施する場合もあります。この場合、授業資料、音声データ、自習用問題などを中心に講義して参ります(常にLMSの該当科目に注意しておいてください)。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 経済政策論とは何か |
第3回 | 国民経済の捉え方(国民総生産、国民所得勘定) |
第4回 | 金融経済の捉え方(国民経済を金融面から捉える) |
第5回 | 貨幣とインフレーション |
第6回 | 金融政策の目的と手段 |
第7回 | 財政政策の目的と手段 |
第8回 | 金融政策、財政政策の総括 |
第9回 | ケインジアン交差図を用いた財政政策の効果 |
第10回 | IS/LMモデルの構築(財サービス市場、金融市場の均衡) |
第11回 | IS/LMモデルの応用(金融政策、財政政策の効果) |
第12回 | 貨幣数量説からの金融経済の捉え方 |
第13回 | IS/LM曲線の捉え方(賃金の下方硬直性を前提とする場合) |
第14回 | デフレ不況下の金融政策の効果(J.M.ケインズの考え方) |
第15回 | まとめ 自習用問題に関する解説をオンラインで実施します。 |