担当者 | 内山 由美子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | FUN-101 |
看護学Ⅰは、養護教諭を目指すための看護の基礎的な知識を習得するための科目であり、看護に関する考え方を、理論や学校保健現場の事例から考えていきます。
なお、本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は病院等の臨床現場や消防の病院前救急相談の経験を持つ看護師であり、また、児童福祉施設での実務経験や医原性感染症被害者の相談活動の経験を有する社会福祉士です。学校保健現場で必要となる看護分野の知識や技術の習得だけでなく、医療や福祉分野との連携をはかることができる養護教諭育成を目指し、医療・福祉の両現場経験を交えた講義を展開していきます。
1)講義・事例学習を通して看護の概念や定義について述べることができる。
2)講義・事例学習を通して看護に関する倫理や法的側面について述べることができる。
3)学校保健における看護の考え方を自分の言葉で説明することができる。
4)学校と医療・福祉の連携について考察することができる。
ゲストスピーカーレポート(20%)
最終試験(80%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
第1回目の授業時に、予習範囲・復習範囲を提示します。
この科目は養護教諭の資格取得に授業の照準を合わせて行います。この科目の単位を修得できないと、後に続く看護実習Ⅰを履修できません。養護教諭を目指すための科目という特性上、授業・試験・演習は全て日本語のみで行います。ゲストスピーカーの講義が1コマあります(授業中のZoomまたはオンライン)。ゲストスピーカーの予定により、各回の授業内容が前後することがあります。授業開始後に改めて案内します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 看護学で取り扱う内容について 授業の進め方 自己理解・他者理解 |
第2回 | 看護の理論 |
第3回 | 看護の役割・養護教諭役割、実践のプロセス |
第4回 | 学校必要な看護技術 |
第5回 | 学校感染症 |
第6回 | 児童・生徒の健康に関するセルフケア |
第7回 | 予防接種・薬による健康被害 |
第8回 | 学校看護:急性期症状と支援 |
第9回 | 学校看護:特別な支援が必要な児童生徒の理解と支援 健康障害と共に生きる子供の理解 |
第10回 | 学校看護:応急処置の基本 |
第11回 | 学校看護:生きる力、ユニバーサルデザイン、合理的配慮 ゲストスピーカーの講義(ゲストスピーカーの予定により講義の日時が決まりますのて授業内でお知らせします) <レポート提出:成績の20%> |
第12回 | 緊急度の判断 総務省消防庁より一般公開されている全国版救急受診アプリを用いた演習 |
第13回 | 学校保健現場のメンタルヘルス |
第14回 | 1~13回のおさらい:オンライン |
第15回 | まとめと確認テスト |