メディアコンテンツ制作実習
担当者藤田 昌克教員紹介
単位・開講先選択必修B  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-208

授業の概要(ねらい)

 本実習では音声を中心としたメディアコンテンツの制作を行います。(映像を中心としたメディアコンテンツ制作を希望する場合は田所先生担当の同名科目を、アイドルを中心としたメディアコンテンツ制作を希望する場合は田島先生担当の同名科目を履修してください)
 近年ラジオコンテンツはインターネットを介した配信により、放送波のみを利用していた時代の「時間や場所の制約」から解き放たれるようになりました。またコンテンツの制作にも、従来の「人間の音声」に加えて人工知能による発話を採り入れた番組も多く見られるようになってきています。そして新型コロナ感染拡大の影響を受け「ながら聞き」ができるラジオの視聴時間も増加傾向にあります。
 この実習ではこうしたラジオコンテンツを取り巻く環境の変化に対応し、インターネット上のストリーム配信を視野に入れた新しいラジオコンテンツの可能性を探ることを目的とします。そして、自分たちが制作したコンテンツを客観的に評価する作業を通じて、ラジオ番組制作のさまざまなノウハウ修得を目指します。
 コンテンツの制作に当たっては極力、民生用の機材を利用することで、将来どのような業務環境においても音声を中心とした情報発信の役割を担えるようになることを目標に置きます。なお、コンテンツ制作は受講生でグループを組むことで進めますので、グループ作業への適応も重要なテーマとなります。

授業の到達目標

(1)音声コンテンツ(ラジオ番組)制作の一連の流れについて理解し、自ら各作業を担当できる
(2)音声コンテンツ(ラジオ番組)制作における課題について理解し、その観点からコンテンツを評価できる
(3)ラジオを中心とした音声コンテンツの将来について、本実習の経験に基づき自らの見解を説明できる

成績評価の方法および基準

 コンテンツ(50%)、毎回の課題(25%)、授業への貢献(25%)を総合して評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献適宜、参考書籍、文献などを指定します。必要に応じてハンドアウト資料を配布します。

準備学修の内容

 コンテンツ制作には授業時間外のグループ作業が必須となります。制作環境の準備や作業時間をグループメンバーの一員として確保できることが受講条件です。

その他履修上の注意事項

(1)実習に必要な基礎知識修得のため前期の「メディアコンテンツ制作実習基礎(藤田担当)」の受講を必須要件とします。(詳細は教員に相談してください)
(2)コンテンツ制作の様々な工程を分担できる多様な人材を求めます。受講にあたりコンテンツ制作経験の有無は問いませんが、グループ作業の中で自らの役割を見つけ出すようにしてください。(ただし、新型コロナの感染拡大状況によっては、遠隔授業を中心とした個人単位でのコンテンツ制作とする可能性があります)
(3)同学期に開講中の他の「メディアコンテンツ制作実習」へ同時に履修希望を出すことはできません。
(4)受講希望者は履修登録期間内に履修登録を行い、第1回の授業に出席して課題(=自分がプロデュースするコンテンツ案)を提出してください。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回コンテンツ制作1:収録・編集
第3回コンテンツ制作1:公開・評価
第4回コンテンツ制作2:企画・シナリオ
第5回コンテンツ制作2:収録・編集
第6回コンテンツ制作2:公開・評価
第7回コンテンツ制作3:企画・シナリオ
第8回コンテンツ制作3:収録・編集
第9回コンテンツ制作3:公開・評価
第10回コンテンツ制作4:企画・シナリオ
第11回コンテンツ制作4:収録・編集
第12回コンテンツ制作4:公開・評価
第13回コンテンツ制作5:企画・シナリオ
第14回コンテンツ制作5:収録・編集【オンライン予定】
第15回コンテンツ制作5:公開・評価、まとめ