担当者 | 髙井 正教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経済学研究科 経済学専攻] | |
科目ナンバリング |
この講座は、①財政に関する文献の輪読、②財政の諸課題をテーマとする院生自らの手による資料収集・レジュメの作成・ゼミでの発表・討論、などを通じて財政問題に対する分析能力を高めるとともに、大学院修了後の社会生活におけるプレゼンテーション能力を身につけることを目的とする。
この講座は、修士論文を執筆するための「規則(剽窃厳禁)」および「「財政学の基礎知識」を修得するとともに、財政学の視点から現代財政の諸課題について考察する、修士課程の演習である。
・院生が、論文・レポート・レジュメそれぞれの違い・執筆規則(剽窃厳禁)・作成方法を修得する。
・院生が、プレゼンテーション・討論を通じて、社会生活で必要不可欠な「資料作成力」「プレゼン力」「ディスカッション力」を修得する。
・院生が、修士論文を執筆するための「財政学の基礎知識」を説明できる。
・院生が、現代社会における財政の役割を説明できる。
・院生が、現代財政が抱える「財政課題」を説明できる。
・発表時のレジュメ・プレゼン内容(10%)、討論時の討論内容(10%)、修士論文(案)(80%)などを踏まえて、総合的に評価する。
・期末課題レポートは、「テキスト」から出題する。
※出席率が2/3未満のゼミ生は、元々「成績評価の対象外」であるので仮に修士論文(案)を提出したとしても「不合格」とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『財政学〔第3版〕』、2021年 | 神野直彦 | 有斐閣 |
参考文献 |
・発表担当時における担当部分のレジュメと読み原稿の作成
・討論担当時における担当部分の質問文と正答文の作成
・担当外の場合は、毎回のゼミで指定する「次回のテキスト範囲」を事前に読み、不明点・専門用語の意味等を必ず理解しておくこと。
・修士論文のテーマが「財政学に関するもの」であること。
・大学の学部で「財政学」の単位を「取得済」であること。
・大学院の1年次の配当科目である「地方財政論特講Ⅰ・Ⅱ」の講義を履修すること。
・発表、討論、修士論文(案)の3つがそろって「合格」の最低基準であるので注意すること。
・発表および討論の担当時にやむを得ず病欠する場合は必ず事前に連絡すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス:全15回の授業内容の確認、各ゼミ生の役割分担の決定 |
第2回 | 論文・レポート・レジュメの作り方の学習 |
第3回 | 「財政と3つのサブシステム」の発表・討論 |
第4回 | 「財政学の生成/財政学の展開/現代財政学の諸潮流」の発表・討論 |
第5回 | 「財政のコントロール・システムとしての予算」の発表・討論 |
第6回 | 「予算のプリンシプル」の発表・討論 |
第7回 | 「予算制度の構造と機能」の発表・討論 |
第8回 | 「予算過程の論理と実態」の発表・討論 |
第9回 | 「租税原則」の発表・討論 |
第10回 | 「租税の分類と体系」の発表・討論 |
第11回 | 「人税の仕組みと実態」の発表・討論 |
第12回 | 「生産物市場税の仕組みと実態」の発表・討論 |
第13回 | 「要素市場税の仕組みと実態」の発表・討論 |
第14回 | 前期の総括(フィードバック)と修士論文(案)の提出<オンライン授業> |
第15回 | 修士論文(案)の評価・講評 |