担当者 | 田所 承己教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修B 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-207 |
この実習は、社会学的なメディア・リテラシー学習の一環として、動画作品(PV/CM/ドラマ/ドキュメント等)の「映像コンテンツ」制作を実際に行うための基礎的スキルを習得することを目的とします。具体的には、企画を立案し、動画作品の“設計図”となる構成表や絵コンテを制作するスキルを身につけます。また、カメラワークの基本や動画編集のための初歩的スキルを学びます。授業後半はグループワークが中心となります。
メディア業界、映像制作や広告・広報の業界に関心のある人、あるいは観光・地域活性化分野で将来映像を活用してみたい人など、多様な人材に広く門戸を開いた実習です。
グループワークを行うため、この授業には定員があります。定員を超えた場合は選抜となるため、第1週の出席と課題提出が必須となります。なお、この実習はチーム作業が中心となるため、8割以上出席できる受講生を求めます。
(1)映像制作の一連の手順を理解し、具体的に説明することができる
(2)テーマに即した自分なりの企画を立てることができる
(3)構成表および絵コンテ(台本)を自分の力で完成させることができる
(4)基本的なカメラワークを理解したうえで撮影できる
(5)撮影した素材を用いて初歩的な編集を行うことができる
(6)グループワークを進めるため、主体的に協力することができる
・課題提出:70%(企画案・企画書・構成表・絵コンテ・映像作品等を提出する)
・授業態度:30%(グループワークの際の主体的取り組みや協力的態度を評価する)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『図解だからわかりやすい映像編集の教科書』(2007年) | 井上秀明 | 玄光社 |
参考文献 | 『映像メディアのプロになる』(2010年) | 奥村健太・藤本貴之 | 河出書房新社 |
参考文献 | 『映像演出の教科書』(2011年) | 藍河兼一 | 玄光社 |
参考文献 | 『映像の原則 改訂版』(2011年) | 富野由悠季 | キネマ旬報社 |
・テーマに沿った企画案を複数案出すること
・テーマに沿った企画書を仕上げること
・企画書に沿った構成表と絵コンテを仕上げること
・構成表と絵コンテに基づく撮影を行うこと
・撮影した素材を編集すること
(1)この授業には定員があります。定員を超えた場合は選抜となるため、第1週の出席と課題提出が必須となります。
(2)複数の「メディアコンテンツ制作実習基礎」へ同時に応募することはできません。
(3)チーム作業が中心となるため、8割以上出席できる受講生を求めます。
(4)後期の「メディアコンテンツ制作実習(田所担当)」の受講を考えている人は、この実習基礎をかならず受講するようにしてください。
(5)この授業はチーム作業を中心とする実習形式をとるため、対面授業となる点に留意してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 映像制作の手順 |
第3回 | 撮影トライアル |
第4回 | カメラワーク初歩編/基礎編 |
第5回 | カメラワーク応用編 |
第6回 | カメラワーク発展編/プロのカメラワークから学ぶ |
第7回 | 課題から絵コンテ作成 |
第8回 | 課題の撮影トライアル |
第9回 | 企画の考案と企画書の作成 |
第10回 | 構成表と絵コンテ |
第11回 | 編集・基礎編 |
第12回 | 編集・発展編 |
第13回 | チーム分けと企画案の案出 |
第14回 | チーム企画の練り上げ |
第15回 | チーム企画書の作成 |