担当者 | 田宮 憲教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | ECO-102 |
経済学はミクロ経済学とマクロ経済学に大きく分かれます。ミクロ経済学は、個々の消費者・企業などの経済行動を分析し、その相互関係を理解しようとする学問です。一方、マクロ経済学は、経済全体の各集計量(総消費、総投資、総貯蓄など)をもとに経済全体の動きを分析する学問です。
この授業では、経済学の基本的な考え方、経済用語のマスターに重点を置き、身近な経済問題を「経済学」的に理解し、説明できるように講義を行う予定です。経済学は、難解な学問と考えられていますが、基本事項から丁寧に説明し、経済分析の面白さに重点を置いた講義をするつもりです。
経済学Ⅱでは、ミクロ経済学の基本理論の修得に重点を置き、様々な経済問題、ビジネス問題、そして貿易問題について考察します。すべて、現実に起こっているホット・イシューを取り上げますので、経済学の基本ツールを用いた分析を楽しみながら学んでください。
この授業では、経済学の基本的な考え方を理解し、現実の経済問題を「経済学」的に把握することを目標とします。またアカデミックな内容だけではなく、社会人として必要な経済常識を修得することも目標とします。
経済学Ⅱの履修者は、以下の具体的な到達目標を意識して、学修してください。
(1)ミクロ経済学の基本概念(需要・供給の法則、需要の価格弾力性など)を説明できる。
(2)ミクロ経済学の基本概念を用いて、現実の経済問題を説明できる。
(3)様々な価格戦略について、経済学的に説明できる。
(4)製品差別化の基本を説明できる。
(5)比較優位の原則を理解し、現実の国際貿易問題(貿易協定参加問題など)を説明できる。
各授業時に行う振り返りノート(リフレクション・ノート) 50%
レポートまたはラーニング・ポートフォリオ(学修実践記録) 50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストは特に指定しません。授業の際に、推奨テキスト、参考文献、参考になるURL等を適宜紹介します。 | ||
参考文献 |
「板書」をもとに自ら作成したノート、適宜配布する資料等により予習・復習を行ってください。リフレクション・ノート作成の準備を各授業で具体的に指示しますので、その学修をもとに経済の基礎を修得してください。
「経済」を理解するには、テキストの学修だけでは不十分です。「日本経済新聞」や経済・ビジネス雑誌を日頃から読む習慣をつけてください。さらに現実のさまざまな「市場」(株式市場や為替市場など)について理解を深めることも重要です。何よりも「貪欲な知識欲」と「忍耐力」「気合」が大切です。習ったことはその場で頭に叩き込んでやるという気迫で授業に臨んで下さい。授業は、主に板書を用いながら解説します。そのため出席不良の場合は、学修が困難になり、単位取得も難しくなるので、その点十分注意して履修登録をしてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 講義予定の紹介、ミクロ経済学とはどのような学問か |
第2回 | ミクロ経済学の基礎:需要と供給について(1) |
第3回 | ミクロ経済学の基礎:需要と供給について(2) |
第4回 | ミクロ経済学の基礎:消費の決定(1) |
第5回 | ミクロ経済学の基礎:消費の決定(2) |
第6回 | ミクロ経済学の基礎:企業と費用(1) |
第7回 | ミクロ経済学の基礎:企業と費用(2) |
第8回 | 応用ミクロ問題:ミクロ経済学の基本知識をもとに、現実の経済問題を考える(1) |
第9回 | 応用ミクロ問題:ミクロ経済学の基本知識をもとに、現実の経済問題を考える(2) |
第10回 | ビジネスエコノミクス:ミクロ経済学の基本知識をもとに、現実のビジネス問題の分析(1) |
第11回 | ビジネスエコノミクス:ミクロ経済学の基本知識をもとに、現実のビジネス問題の分析(2) |
第12回 | 比較優位の原理について |
第13回 | 比較優位の原理に基づいて現代貿易を考察 |
第14回 | 日本経済における国際貿易の役割 |
第15回 | オンライン授業(LMSによるオンデマンド方式)の実施 後期授業の総まとめ |