担当者 | 吉村 久夫教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | TOS-107 |
本実習は、観光学をビジネスの観点から学ぶ授業である。 旅行会社で行われている旅行企画という業務を実際におこなうことで、観光産業をより実践的かつ主体的に学ぶ場と位置付けている。 実際にはグループワークによる国内旅行および訪日旅行プランニング、並びに旅行業の現場に出向いたビジネス現場からの学びを主眼とする。
本実習は、期中にフィールドワークを2回実施する。 フィールドワークでは、国内旅行業務および訪日旅行業務の現場を訪問し、実際の業務担当者からレクチャーを受けることによって学習する。 ツアープランニングにおいて必要な情報や知識を基に、グループワークで国内旅行、訪日旅行のツアー企画を行う。
①旅行会社の現場で行われている旅行企画の業務の流れを理解し、説明できる。
②旅行企画の前提となる法律、規則、ルールなどを理解し、旅行企画の際に順守できる。
③旅行企画の対象となる市場の状況を掌握し、その知識を旅行企画に生かせる。
④グループワークを通じたコミュニケーション力、共同での案件の構築力を養い、今後のキャリアに生かせる。
・本実習は各自の主体的な取り組みが重要になる。
・学外実習(計2回)出席は単位付与に必須とする。
・成績は「ツアー企画内容(30%)」、「発表プレゼンテーション(20%)」、「授業内での取り組み度合い(10%)」、「レポート提出(40%)」によって評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし。 適宜必要な資料、データは提供する。 | ||
参考文献 |
・主な旅行会社のパンフレットあるいはホームページのツアー案内を十分に研究し、現在どのようなツアーが販売されているかを掌握する。
・特に自分が興味を持った方面の情報は、事前にその地域の観光資源、宿泊施設、交通等を十分調べておく。
・授業外の時間におけるグループメンバーとのコミュニケーション、役割分担はしっかりと行う。
・本実習は少人数制(約15名)での開講とする。
・受講希望者が多数の場合には、初回の講義内で志望理由書により受講者の選別を行う。
・第1回の講義において、重要事項の説明を行うので、第1回を聴講しなければ、実習を履修できなくなるため留意のこと。
・フィールドワーク(都心)は、原則水曜日の5限に実施する予定である。 したがって他の科目の履修登録により、水曜日の5限にフィールドワークに参加ができない者は、受講資格はないものとする。また、現地までの交通費は学生個人の負担とする。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション、受講者選別、旅行業界の現状把握、旅行形態の種類と手配の流れについて |
第2回 | 受講者自己紹介による相互理解、募集型企画旅行商品ツアープランニング(方面別グループ分け) |
第3回 | 旅行業法と約款、ツアープランニング(目的地の情報収集=観光スポット、交通手段、ホテル等)(オンライン) |
第4回 | グループワーク:ツアープランニング |
第5回 | フィールドワーク |
第6回 | グループワーク:ツアープランニング |
第7回 | グループワーク:ツアープランニング |
第8回 | 造成ツアープレゼン発表&討議 まとめ |
第9回 | インバウンド(国際旅行)の現状と手配の流れについて 訪日旅行ツアープランニング(方面別グループ分け) |
第10回 | フィールドワーク |
第11回 | グループワーク:ツアープランニング(目的地の情報収集=観光スポット、交通手段、ホテル等) |
第12回 | グループワーク:ツアープランニング |
第13回 | グループワーク:ツアープランニング |
第14回 | グループワーク:ツアープランニング |
第15回 | 造成ツアープレゼン発表&討議 まとめ |