担当者 | 柿﨑 明二教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | POL-102 |
前期冒頭の4月下旬の授業で、ウクライナ戦争での「認知戦」を急遽、取り上げ学生の皆さんに自分の問題として考えてもらいました。授業時は社会的に注目されていませんでしたが、8月になり防衛省が担当部署を新設するなど動きが出てきました。政治は私たちの生活に強い影響力を持っています。私たちは政治的な事象を自分の問題として政治に関わっていくことが必要です。担当教員は、政治記者として27年間、日本政治を取材しました。その後、転じて、内閣総理大臣補佐官を務めました。執筆記事、実体験も素材としたいと思います。国政の現状を材料に政治学の基礎を学びましょう。政治状況に応じて授業内容、順序を変えることがあります。
①日本政治の現状を具体的に知る。
②現状を材料に基本的な理論を学ぶ。
③あるべき政治を考え、選挙などを通じて具体的に関わっていく。
最終日に行うレポート50%、節目の授業の際に行う小レポート40%、授業での意見表明など10%。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 岩波新書「戦後政治史 第四版」 | 石川真澄、山口二郎 | 岩波書店 |
各授業で次回までに予習しておく内容を伝えます。
全回出席が前提になります。
授業中の私語は厳禁です。
政治学入門Ⅰも履修することが望ましいです。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 前期の内容を踏まえた授業の進め方について説明 |
第2回 | 自公連立政権の現状と歴史について学ぶ |
第3回 | 野党時代の自公について学ぶ |
第4回 | 自公を中心に「政党連合」について学ぶ |
第5回 | 公明党について学ぶ① |
第6回 | 公明党について学ぶ② |
第7回 | 中間まとめと中間レポート |
第8回 | 野党の現状と過去について学ぶ |
第9回 | 共産党について学ぶ |
第10回 | 院外プレーヤー(フィクサーなど)について学ぶ |
第11回 | 連合vs分立状態について考える・日本政治の課題① |
第12回 | 「少数決」状態について考える・日本政治の課題② |
第13回 | 首相の解散権について考える・日本政治の課題③ |
第14回 | 国会不開催について考える・日本政治の課題④ |
第15回 | 全体まとめと期末レポート |