入門ミクロ経済学Ⅰ
担当者奥田 英信教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングECT-101

授業の概要(ねらい)

経済学の一番の基礎になるのはミクロ経済学です。この授業では、初めてミクロ経済学を学ぶ人を対象にした授業で、経済学の基本的な用語、基礎的な分析のツール、について説明して行きます。「入門ミクロ経済学I」と「入門ミクロ経済学Ⅱ」とを合わせて、消費(家計)、生産(企業)、市場(需要と供給のバランス)を一通り理解できるようにします。さらに簡単な経済問題であれば、経済学を使って考えることができるようにしたいと思います。

授業の到達目標

①基礎的なミクロ経済学の理論を、理解し説明できるようになる。
②経済学の考え方を、日常生活に活用することができるようになる。
③労働、消費、貯蓄などの日常の行動を、経済学的に説明できるようになる。
④家計、企業の役割や働きを経済学的に説明できるようになる。

成績評価の方法および基準

テスト演習(20%)、中間テスト(40%)、期末テスト(40%)の総点数で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書入門経済学伊藤元重日本評論社
参考文献なし

準備学修の内容

①授業の進行に合わせてテキストの該当する箇所を予め目を通して来てください。皆さんにとって初めて学ぶ科目です。予習なしで内容が直ぐ分かる人はまずいません。
②各章についている演習問題は授業でも解説するので、繰り返して復習してください。演習問題を解くことで、その章の大事なポイントを確認することができます。

その他履修上の注意事項

外国のテキストの翻訳ではなく、日本人の著名な経済学者が日本人向けに書いた定評のあるテキストです。テキストを繰り返し読むことが、理解を高める一番の方法です。
第4版のテキストであれば中古の本でも全く問題ありません。通販などを利用してもいいので、できるだけ手元に置いて勉強しましょう。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション「経済学とはどのような学問か」
第2回事前準備「経済学によく出てくるグラフ」グラフの書き方、グラフの読み方
第3回第1章「需要と供給」、Ⅰ需要・供給分析
第4回第1章「需要と供給」、Ⅱ需要・供給分析の応用
第5回第1章「需要と供給」、演習問題
第6回第2章「需要曲線と消費者行動」、Ⅰ需要曲線とは
第7回第2章「需要曲線と消費者行動」、Ⅱ需要曲線と消費者余剰
第8回第2章「需要曲線と消費者行動」、演習問題
第9回中間テスト演習
第10回中間テスト
第11回第3章「費用の構造と供給行動」、Ⅰ供給曲線とは
第12回第3章「費用の構造と供給行動」、Ⅱ費用の構造と供給行動
第13回第3章「費用の構造と供給行動」、Ⅲ利潤最大化と供給行動
第14回第3章「費用の構造と供給行動」、演習問題
第15回期末テスト演習