ブライダル論
担当者国奥 真奈美
単位・開講先選択  2単位 [人間文化学科]
科目ナンバリングMAN-102

授業の概要(ねらい)

人生の通過儀式である婚礼は、古くから重要な儀礼文化として慣習化し、時代の流れとともに多様化と個人化の形態をとるようになってきた。授業では日本の婚礼にまつわる歴史や文化、またブライダル産業に関する基礎的な知識を学ぶこととする。加えて現代の結婚事情などに踏み込みながら、社会的な視点で結婚について理解することを目的とする。

授業の到達目標

①現代の結婚事情について理解し、自分の考えをまとめることができる。
②婚礼の歴史や文化を理解し、その内容について説明することができる。
③ブライダル産業の基礎的な知識について説明することができる。

成績評価の方法および基準

試験 60%、リアクションペーパー25%、課題提出15%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書総論として授業を進めるため、教科書は指定しない。
必要な資料をLMSにアップする。
参考文献『ブライダル総論』

財団法人 日本ホテル教育センター
参考文献『アシスタント・ブライダル・コーディネーター ABC検定テキスト』BIA 社団法人日本ブライダル事業振興協会 
参考文献『結婚と家族のこれから 共働き社会の限界』筒井淳也株式会社光文社
参考文献『データで読み解く「生涯独身」社会』天野馨南子株式会社宝島社

準備学修の内容

①事前配布された資料を読んでおくこと。
②授業内容を振り返り、自分なりの考えをまとめるようにすること。

その他履修上の注意事項

授業の内容について初回に説明を行うため、履修を検討する者は、必ず初回の授業を確認すること。
履修者が多い場合は抽選を行い、追加登録を認めない場合もある。

授業内容

授業内容
第1回授業オリエンテーション、ブライダルとは
第2回結婚の歴史、世界の結婚事情
第3回ブライダルの慣習と婚儀のマナー
第4回若年層の結婚事情
第5回日本の結婚事情、日本人の結婚意識
第6回結婚と家族
第7回未婚化社会
第8回日本の冠婚葬祭(オンライン授業)
第9回ブライダルの分類、婚礼の種類、挙式スタイル
第10回ブライダル衣装、ウェディングドレス
第11回ブライダル産業とブライダル商品
第12回ブライダルマーケティング、新規市場
第13回ブライダルセールス
第14回販売促進、トラブルコンプレイン
第15回まとめ