担当者 | 鈴木 賀映子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | CAE-101 |
社会の構造が大きく変革する昨今、自身の進路選択のためのリテラシーが問われている。
本授業では、これまでの進路形成と教育や社会の関わりを振り返りながら、国内外の教育と社会のあり方を探求する。
多様化するライフスタイルの中でどのように将来のキャリアデザインを描いていくか、教育の果たす役割について考察する。
国内外の社会の構造や国際動向を理解して、キャリアデザインの意義を説明することができる。
国内外の多様な生き方・働き方の実態をふまえて、それを支える教育の役割を理解できる。
キャリアデザインを支える教育の実践や取り組みを企画、立案できる。
・授業参加度 30%
・課題(授業内で適宜お知らせします) 35%
・課題発表(プレゼンテーション) 35%
毎時間、講義の内容をもとに、グループワーク、ディスカッション、意見交換中心の授業形式を取ります。
受講するみなさんが積極的に授業に参加することを期待します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に定めず、レジュメ等の配布資料を活用します。 各回の授業で配布するレジュメに記載し、適宜紹介します。 | ||
参考文献 |
日常的に、インターネットや新聞、文献などを通じて、身の回りにある様々な「キャリアデザイン」を捉える視点を修得してください。
授業内容を振り返り、自身で主体的に情報を収集し、考察を深める態度を獲得してください。
諸外国における階層、ジェンダー、エスニシティなど、多様な分析視覚を修得するよう努めつつ、参加する人数に応じて、グループワーク、ディスカッション、フィールドワーク等を盛り込みます。
先述のとおり、講義内容をもとに、グループワーク、ディスカッション、意見交換中心の授業形式を取ります。
日本および諸外国の多様な教育と社会におけるキャリアデザインをテーマに、他者との意見交換を通じて、自分の生活に落とし込みながら考察を深めていただきます。
授業の後半は、課題発表(個人またはグループ)を行います。授業外での準備、資料作成など積極的に取り組むことが求められます。
※社会的状況に応じて、オンデマンド、オンラインなど授業形態と内容を適宜対応して進めます。
連絡等は、LMSで告知するため各自必ず確認できるようにしてください。
また、事前に資料等をLMSにて配布することもありますので、適宜確認してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | キャリアデザインとは何か-オリエンテーション- 諸外国におけるキャリアのとらえ方、国際比較の視座から *以下、授業内容は状況に応じて変更することがあります。 |
第2回 | 日本のキャリア教育と進路指導-自分自身の進路選択を振り返る- 進路選択の振り返りと将来のキャリアをデザインする意義 |
第3回 | 大学で何を学ぶのか-日本の高等教育とリテラシー- 国内外の高等教育の現状と課題、教育と格差 |
第4回 | ジェンダー-社会と教育の男女平等- ジェンダーをめぐる国際動向、国際世論の中の日本 |
第5回 | 学校教育におけるキャリア教育の意義①-児童・生徒のキャリア教育- 進路指導とキャリア教育、なぜ学校にいくのか |
第6回 | 学校教育におけるキャリア教育の意義②-教師のキャリアデザイン- 教師のキャリアの現状と課題、キャリア教育における教師の役割 |
第7回 | グループ分け、グループワーク、テーマ設定 課題発表にむけて、国内外の社会における課題、問題提起、プログラム立案 |
第8回 | 生涯教育-生涯にわたる学びとは- 生涯学習とは、諸外国における生涯学習の取り組み |
第9回 | セルフキャリアデザインの検討①-将来を描く-【LMSを予定】*変更になる場合もあります。 これまでの講義と自分自身の進路選択をもとに、将来のキャリアビジョンの検討と明確化を行う |
第10回 | セルフキャリアデザインの検討②-ディスカッション- 社会の中の自分の在り方と貢献、他者に学ぶ自分自身のキャリアデザイン |
第11回 | プレゼンテーションとは-何をどうプレゼンするのか- セルフプレゼンテーション、資料作成とプレゼンの基礎基本 |
第12回 | 課題発表① プレゼンテーション、相互評価 |
第13回 | 課題発表② プレゼンテーション、相互評価 |
第14回 | 課題発表③ プレゼンテーション、相互評価 |
第15回 | まとめ |