担当者 | 谷村 英洋教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | SOE-202 |
本科目では、量的調査(質問紙調査)を念頭におき、調査企画からデータ分析、レポート・論文執筆に至るまでの方法を学びます。社会調査士資格に関心がある学生だけでなく、卒業研究で質問紙調査を行いたい教育学部生など、対象を幅広く想定した科目です。
まず研究とはどのような行為かということから出発し、研究および質問紙調査の全体プロセスを把握します。それに続いて、自分の関心の特定から仮説の設定、質問の作成、サンプリング、実査後のデータ整備などを順を追って学習します。履修者は自分の関心に基づき、リサーチクエスチョン、仮説、調査方法、対象、質問等をまとめた調査企画書を作成し、学期末に発表します。
※社会調査士科目B
・量的調査のプロセスの概略を説明できる
・サンプリング法、調査モード、質問紙の構成法とワーディング、データの整理に関する基礎知識を示すことができる
・興味のあるテーマを自ら見つけ調査企画書を作成し発表することができる
・授業内の集団での学びにおいて自分の意見を建設的に述べることができる
授業内課題・授業外課題30%、調査企画書の作成と発表40%、期末試験30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
教科書 | |||
参考文献 | 『新・社会調査へのアプローチ:理論と方法』 | 大谷信介・木下栄二ほか | ミネルヴァ書房 |
参考文献 | 『入門・社会調査法 第3版』 | 轟亮・杉野勇編 | 法律文化社 |
リーディング、調査企画書の段階的準備・執筆と完成後の発表を課します。
グループでの実習などを通して体験的に学べるよう配慮します。また、各自の興味関心に基づいて調査企画を考えてもらいますので、自由な発想や日頃からの問題意識をぜひ持ち込んで受講してください。卒業研究の予行演習としての学習や、卒業研究遂行中の学習を歓迎します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:質問紙調査のプロセス |
第2回 | 研究・調査の企画をはじめる:リサーチクエスチョン、概念、仮説、質問紙調査の特性 |
第3回 | ブレインストーミングと先行研究レビュー |
第4回 | 仮説の検証とは:理論仮説と作業仮説 |
第5回 | 量的社会調査の諸方法:調査モード |
第6回 | 質問紙の作成(1)質問文の作り方 |
第7回 | 質問紙の作成(2)質問紙の構成 |
第8回 | 調査企画の中間報告とフィードバック |
第9回 | サンプリング(1)サンプリングの種類、無作為抽出の理解(実習1) |
第10回 | サンプリング(2)無作為抽出の理解(実習2)、標本誤差、標本数 |
第11回 | 実査後のデータ整備(1)コード表、エディティング、コーディング、データ入力 |
第12回 | 実査後のデータ整備(2)データクリーニング、単純集計 |
第13回 | 仮説検証型論文の構成 (LMSによるオンデマンド形式) |
第14回 | 調査企画書の発表 |
第15回 | 試験とまとめ |