授業の概要（ねらい）

この科目は、子どもや家庭の福祉だけではなく、児童・障がい・高齢者等の福祉を知り、社会福祉としての視点から現代の福祉が抱える課題と今後の展望を考えていくことが目的である。保育は社会福祉の一分野であり、保育士として子どもと関わる時、必ず子どもの家族を含めた支援が必要となる。そこで、保育士として子どもや家族の福祉を考える上で広く社会福祉のことを学び、グループワーク等の他者との意見交換を通して、社会福祉としての保育の位置づけや関連性を考え、理解する。

授業の到達目標

・教育学や心理学、社会学等の社会福祉に関連する幅広い領域を意識し考えることができる。
・これまでの経験や思考力を活かし、社会福祉に関する課題を保育の視点から考える力を身につける。
・社会福祉に関する様々な課題に気付き、解決するための方法を考え説明することができる。

成績評価の方法および基準

授業への参加状況（30％）、授業内レポート・課題レポート等（70％）を総合的に評価する。

教科書・参考文献

準備学修の内容

各自授業資料を参考にしながら復習し、授業で提示する内容をもとに予習してください。特に、授業内で取り扱ったキーワードやそれに関連する内容の理解を深めてください。

その他履修上の注意事項

広く社会福祉への関心を持ってください。
保育だけでなく、児童・障がい・高齢者等の福祉を必要とする人々の現状をニュース等にも興味を持ち、積極的に授業に参加してください。

授業内容