担当者 | 大野 貴司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経済学研究科 経営学専攻] | |
科目ナンバリング |
本演習では、修士論文の作成に必要な研究指導を行う。それにより、博士前期課程1年次終了までに習得しておくべき基礎的な理論と研究方法論の習得を目指す。
・博士前期課程1年次前期終了時点までに習得すべき研究方法論の習得
・院生自身の研究領域における先行研究の検討と先行研究における自身の研究の位置づけの明確化
・修士論文における分析視角の構築
・研究の進捗状況(年数回課す研究報告) 50%
・演習内での討議への貢献度 50%
で評価する。60点以上を合格とする。
※ 遅刻、無断欠席は厳しく対応する。やむを得ず欠席する場合は、事前に大野に連絡すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし | ||
参考文献 | 人間性重視の経営戦略論―経営性と人間性の統合を可能とする戦略理論の構築にむけて― | 大野貴司 | ふくろう出版 |
報告日においては、当日までに研究の進捗を報告するための資料(修士論文の中間報告、進捗状況の報告をまとめた文書)を作成すること。報告日ではない日においても修士論文作成のために必要な文献の読解と修士論文の作成に努めること。
・担当教員の研究業績と大きく外れる研究テーマを希望する場合は研究テーマを変更してもらう(修士論文の内容に責任を持った指導を行うため)。
・本演習の履修条件として学部で卒業論文を書いていることを求める。学部で卒業論文を書いていない院生の履修も認めるが、学部で卒業論文を履修していない院生には年度末に12000字程度のレポートの提出を求める。
・オンライン授業の実施回については演習内で指示する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション、各自の研究テーマに関するプレゼンテーション |
第2回 | 分析視角の検討(どのような観点で研究を捉えるか) |
第3回 | 分析視角に関連する理論の収集と検討 |
第4回 | 分析視角の決定 |
第5回 | 研究方法論の検討①(学説研究) |
第6回 | 研究方法論の検討②(定性研究) |
第7回 | 研究方法論の検討③(定量研究) |
第8回 | 研究方法の決定 |
第9回 | 論文の章立てに関する指導 |
第10回 | 論文序章の作成指導(訂正指示) |
第11回 | 論文序章の訂正指示への対応の確認 |
第12回 | 論文第1章の作成指導①(必要な先行研究が網羅できているか) |
第13回 | 論文第1章の作成指導②(先行研究の到達点と未達点を明示できているか) |
第14回 | 論文第1章の作成指導③(先行研究に対する自身の研究の立ち位置を明示できているか) |
第15回 | 次年度に向けての研究の方向についての個人指導 |