担当者 | 大野 貴司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学研究科 経営学専攻] | |
科目ナンバリング |
本講義では、日本経営史の中でも企業家史を取り上げる。具体的には、業界を問わず日本企業の発展に大きく貢献した複数名の経営者を取り上げ、彼らの経営思想、経営行動、戦略について検討を加えることにより、日本企業の発展のプロセスを明らかにしたい。本講義では主に戦後~現在に活躍した・活躍している企業家を取り上げる。
・日本の主要企業の創業者及び経営者の経営思想や経営行動とその現代的な意義を理解すること。
・自身の修士論文作成において参考になる部分を見つけること。
・ディスカッションにおける貢献(発言数ではなく発言内容を重視) 50%
・毎回課す課題 50%
60点以上を合格とする。
※ 遅刻、無断欠席は厳しく対応する。やむを得ず欠席する場合は、事前に大野にメールすること(大野のメールアドレスは大学HPの教員紹介を参照のこと)。
事前学習:教科書の指定された箇所を読んだうえで、レポートを作成すること(具体的な課題内容は授業時に指示する)。
事後学習:授業時に習った内容を復習するだけでなく、教員が授業時紹介した関連書籍や論文を読んだうえで、授業内容の今日的な意義と自身の修士論文との繋がりを考えること。
・講義は、受講者同士のグループワーク、日本語によるディスカッションを中心に進める。
・第1~9講は宇田川勝・生島淳『企業家に学日本経営史』を使用し、第10~15講は橘川武郎『イノベーションの歴史』(いずれも有斐閣)を使用する。
・オンライン授業の実施回については授業内で指示する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、現代企業の経営者に求められる役割と社会的責任 |
第2回 | 松下幸之助 |
第3回 | 井深大・盛田昭夫 |
第4回 | 大野耐一 |
第5回 | 中内功 |
第6回 | 稲盛和夫 |
第7回 | 樋口廣太郎 |
第8回 | 小倉昌男 |
第9回 | 水島廣雄 |
第10回 | 小林一三 |
第11回 | 松永安左エ門 |
第12回 | 出光佐三 |
第13回 | 土光敏夫 |
第14回 | 鈴木敏文 |
第15回 | 柳井正・孫正義 |