文化心理学Ⅱ
担当者大川 清丈教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOP-102

授業の概要(ねらい)

 文化心理学の各論として、西洋の文化とアジアの文化を比較する。
 特に、西洋の文化とアジアの文化における幸福観について解説する。

授業の到達目標

 ①社会学と経済学、哲学などの隣接分野との関連を説明できる
 ②多様な価値観を持った社会の成員が存在することを理解し、包摂できる社会を構想できる
 ③さまざまな情報ソースから探し出した関連事例を用いて、課題解決のアイディアを出すことができる

成績評価の方法および基準

 毎回のリアクションペーパーの提出(70%)、期末の授業内試験(30%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 教科書は使用しない。
参考文献『これからの幸福について――文化的幸福観のすすめ』2020 内田由紀子新曜社

準備学修の内容

 授業内容に関連する文献等を自主学習すること。
 わからない専門用語の意味を自分で調べること。
 MELICで図書を検索し借りること。

その他履修上の注意事項

 文化心理学Ⅰと併せて履修することが望ましいが、文化心理学Ⅱのみの受講も可能である。
 

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション
第2回 西洋の文化とアジアの文化(1)世界に対する見方について学ぶ
第3回 西洋の文化とアジアの文化(2)古代ギリシア人と中国人の世界観について学ぶ
第4回 西洋の文化とアジアの文化(3)思考の違いの社会的背景について学ぶ
第5回 西洋の文化とアジアの文化(4)企業に対する見方について学ぶ
第6回 文化心理学の現代的意義について学ぶ(オンライン授業)
第7回 動機づけについての文化心理学について学ぶ
第8回 文化的幸福観(1)文化的幸福観の概要について学ぶ
第9回 文化的幸福観(2)幸福のランキングについて学ぶ
第10回 文化的幸福観(3)幸福の尺度について学ぶ
第11回 文化的幸福観(4)文化と幸福の関係について学ぶ
第12回 文化的幸福観(5)幸福感と幸福観について学ぶ
第13回 文化的幸福観(6)文化的自己観と幸福観について学ぶ
第14回 文化的幸福観(7)幸福感の国際比較研究について学ぶ
第15回 まとめと試験