現代社会論Ⅰ
担当者大川 清丈教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-103

授業の概要(ねらい)

 本講義は社会学の学習への入門である。
 社会学の基本的な考え方および現代日本社会の特徴について学んでいく。
 日本社会の特徴として、特に「世間」および「タテ社会」を取り上げて説明する。

授業の到達目標

 ①現代の社会問題に関心をもち、自分の意見を表明できる
 ②現代社会の諸問題について他者と意見を交換し、自他の意見を深めて結論を導くことができる
 ③グローバルな社会状況に関心を持ち、自分と異なる背景をもつ人々と価値観・文化・歴史を尊重しながら積極的に交流できる
 

成績評価の方法および基準

 毎回のリアクションペーパーの提出(70%)、授業内試験(30%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『社会学テキストブック』 田所承己・菅野博史編弘文堂
教科書
参考文献 参考文献は使用しない。

準備学修の内容

 授業内容に関連する文献等を自主学習すること。
 MELICで図書を検索し借りること。

その他履修上の注意事項

 教科書は一般販売していないため、購入方法については授業内で指示する。
 現代社会論Ⅱと併せて履修すること。
 現代社会への多角的な見方を学んでほしい。
 授業中に配布したプリントはファイルしておくこと。

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション
第2回 社会とは何かについて学ぶ
第3回 社会学とは何かについて学ぶ
第4回 つながりをつくる(1)宗教社会学について学ぶ
第5回 つながりをつくる(2)ゆるやかな「つながり」について学ぶ
第6回 働くことを考える(1)労働社会学について学ぶ
第7回 働くことを考える(2)コンビニ店を支える労働について学ぶ
第8回 現代とはいつかについて学ぶ
第9回 日本社会の位置づけについて学ぶ(オンライン授業)
第10回 翻訳語としての「社会」について学ぶ
第11回 社会と世間について学ぶ
第12回 タテ社会から見た日本社会(1)タテ社会とヨコ社会について学ぶ
第13回 タテ社会から見た日本社会(2)日本社会とインド社会の比較について学ぶ
第14回 タテ社会から見た日本社会(3)序列偏重について学ぶ
第15回 まとめと試験