基礎スペイン語Ⅵ
担当者千代 勇一教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSPA-106

授業の概要(ねらい)

 基礎スペイン語は、スペイン語でのコミュニケーション、そしてスペイン語圏の社会・文化・歴史に関するテーマについてスペイン語で書かれた文章を読み書きができるようになるための第一段階の授業です。
 この基礎スペイン語Ⅵは、基礎スペイン語Ⅴに続いて問題演習を通じてスペイン語初級文法を習得することを目的としており、学習範囲はgustar型動詞、再帰動詞、不定語・否定語、比較、関係詞から過去形までの直説法となります。ていねいに文法の説明はしますが、この授業の特色は数多くの問題を解き、その答え合わせと解説を通じて文法を学ぶことです。スペイン語検定の6級に確実に合格、そして5級に合格できる力を養います。
 また、初級文法の解説・演習に加えて、毎回の授業で短文暗記、そしてLMSによるオンラインの語彙力強化も行います。これらはいわば筋トレのようなイメージです。毎日の地道なトレーニングだけがスペイン語の”筋力"を養います。

授業の到達目標

・スペイン語で口頭及び書面によるコミュニケーション、プレゼンテーションができることを段階的に目指します。
・これを達成するために、次の3つの具体的な目標を設定します。
【基礎】未来形を除く直説法の文法の習得
【応用】スペイン語検定の6級(直説法現在)に確実に合格できるレベル
【発展】スペイン語検定の5級(過去形まで)に合格できるレベル

成績評価の方法および基準

・授業参加(宿題の履行、授業への参加度など):10%/LMSの単語テスト:30%/試験:60%
・評価は修得目標への到達度に基づいてなされます。
・授業では練習問題の答え合わせと解説が中心となるため、練習問題をやってきていない場合は欠席したものとみなします。
・欠席が規定回数を超えた時点で期末テストを受けることができなくなります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『リスニング問題付 スペイン語語彙練習帳』(基礎スペイン語Ⅴと同じものです)GIDE(スペイン語教育研究会)語彙研究班朝日出版社
教科書 『レベル別スペイン語文法ドリル』(基礎スペイン語Ⅴと同じものです)西村君代他朝日出版社
参考文献

準備学修の内容

(1)毎回、練習問題の宿題が指定されます。授業の文法説明を踏まえ、辞書を使い、必ず次の授業までに自分の力でやってください。わからない問題があっても構いません。その場合は問題に印や疑問点をメモして、どのような点がわからないのかを遠慮なく質問してください。
(2)語彙力の強化として毎回LMSにより単語テストを実施するので、範囲の単語をしっかり覚えること。
(3)教科書の短文を授業外で音読し、暗唱できるようにすること。授業で確認します。

その他履修上の注意事項

・宿題を含めて準備学修は必ずやって授業に参加すること。
・授業の進度はとても速く、欠席や遅刻は学習の遅れにつながります。その場合は必ず自習し、疑問点は質問してください。

授業内容

授業内容
第1回⑪gustar型動詞の解説
第2回⑪gustar型動詞の答え合わせ、⑫再帰動詞の解説
第3回⑫再帰動詞の答え合わせ、⑬現在完了と⑭点過去の解説
第4回⑬現在完了の答え合わせ、⑭点過去と⑮線過去の解説
第5回⑭点過去と⑮線過去の答え合わせ、⑯不定語・否定語の解説
第6回⑯不定語・否定語の答え合わせ、⑰ser受身の解説
第7回中間テスト
第8回⑰ser受身の答え合わせ、⑱再帰受身の解説
第9回⑱再帰受身の答え合わせ、⑲不定人称文と⑳無主語文の解説
第10回⑲不定人称文と⑳無主語文の答え合わせ、㉑現在分詞と㉒過去完了の解説
第11回㉑現在分詞と㉒過去完了の答え合わせ、㉓関係詞の解説
第12回㉓関係詞の答え合わせ、㉔比較の解説
第13回㉓関係詞と㉔比較の答え合わせ
第14回これまでの理解度確認
第15回理解度確認の解説【LMSによる遠隔授業】