インド経済論Ⅰ
担当者吉岡 孝昭教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングECP-321

授業の概要(ねらい)

 本授業は、インド経済について、専門的な学修を目指す学生の皆様のための講義中心の講座です。
 そもそも、インド経済論は、経済理論、経済成長、景気循環、金融・財政政策などの学修を踏まえた、経済学の応用編です。このように内容は高度ですが、本講座は、可能な限り、平易な説明に心掛け、受講生の理解を深めます。
 具体的には、インド経済論Ⅰでは、インド経済の歴史、現状、今後の3つの観点から、学修していきます。
 特に、発展目覚ましく、将来も成長の期待されるインドの経済がたどった道に焦点を当ててインド経済の基本的な理解を目指します。
 最終的には、インド経済についての基礎知識が身につき、新聞の経済欄が理解できるレベルにまで到達することを目標とします。
 また、可能であれば、外部講師を招聘し、学生の皆様の理解深耕に努めます。

授業の到達目標

 グローバル化とアジアおよび世界の経済社会の中で、インド経済に関する基礎が身につき、インド経済の特徴を理解し、説明ができるレベルにまで到達することを目指します。

成績評価の方法および基準

授業への貢献度を20%程度、中間・最終試験を80%程度にして総合的に評価します。
 ※成績評価の方法および基準は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書PowerPoint等を活用して説明します。必要に応じて、プリントを配布します。
参考文献 その他、必要な参考文献、資料などは、講義の中で随時紹介していきます。

準備学修の内容

 前回の講義内容をレポートに纏めるなど、復習を確実に行って下さい。
 インド関連の報道、新聞等の関連部分を読んで、各回の講義前に、疑問点等をレポートに纏めて講義に臨んで下さい。

その他履修上の注意事項

 本講義は、対面授業で行う予定です。対面授業時には、安全第一に努められ、可能な限り、毎回出席し、積極的な授業貢献をお願いします。出席時には私語は厳禁です。但し、今後の状況等に応じては、大学側の指導に基づいた授業形態となる場合があります。 
 なお、2022年度は、大学側の指示により、14回の対面授業に加え、授業期間中に1回分のオンライン授業を実施します。オンライン授業はLMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式で実施し、学修時間の確保を図ります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業の進め方等)の後、インド経済の現状と課題について学びます。
第2回インドの概要について学びます。
第3回第二世界大戦前までのインド史について学びます。
第4回戦後インド史について学びます。
第5回インドの文化・習慣について学びます。
第6回インドの財政問題について学びます。
第7回インドの金融問題について学びます。
第8回インドと農業について学びます。
第9回インドと産業政策について学びます。
第10回インドの貿易問題について学びます。
第11回インド市場開拓について学びます。
第12回インドビジネス対応法について学びます。
第13回インドの環境問題について学びます。
※LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業の予定です。
第14回インドでの起業について学びます。
第15回総まとめと試験・解説。
※各回の授業内容は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。