原価計算論
担当者西山 一弘教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングACC-206

授業の概要(ねらい)

 製造業の企業などは,購入した材料等に労働力やその他経費を費やして製品等を製造します。工業簿記は,製造過程で発生した様々なコストを把握するために原価計算を行い,算出された数値をもとに記録を行います。
 この講義では,工業簿記で学習した内容を前提に標準原価計算,個別原価計算等を学習します。

授業の到達目標

 原価計算・工業簿記を体系的に理解することを目標とします。

成績評価の方法および基準

 次の基準で評価します。
 1.講義の中で行われる小テストや出席状況:40%
 2.定期試験:60%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『日商簿記2級に“とおる"テキスト 工業簿記』桑原知之ネットスクール
参考文献

準備学修の内容

 この授業の理解には,事後の学習が重要になります。授業内の練習問題,教科書の練習問題等を復習してください。

その他履修上の注意事項

 講義には電卓を持ってきてください。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス(授業の進め方,目標,成績評価等について話します)
第2回 工業簿記の復習①原価の分類から総合原価計算までの知識を確認します。
第3回 工業簿記の復習②原価の分類から総合原価計算までの知識を確認します。
第4回 標準原価計算①標準原価計算の概要を学習します。
第5回 標準原価計算②直接材料費・直接労務費の差異分析について学習します。
第6回 標準原価計算③製造間接費の差異分析の導入を学習します。
第7回 標準原価計算④製造間接費の差異分析について学習します。
第8回 標準原価計算⑤記帳と財務諸表について学習します。
第9回 直接原価計算①CVP分析について学習します。
第10回 直接原価計算②直接原価計算について学習します。
第11回 個別原価計算の基礎について学習します。
第12回 製造間接費の部門別計算について学習します。
第13回 製造間接費の製造部門別予定配布について学習します。
第14回 実際原価計算の差異分析について学習します。
第15回 まとめ