担当者 | 久保田 隆教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
本演習では、刑事法(特に、刑法総論・刑法各論・国際刑事法)分野における近時の重要問題を主な対象とします。ゼミ全体での協議により、各学期の統一テーマおよび個別の発表テーマを選定し、それをもとに学生発表(1名または2名による班形式)とディスカッションを行います。履修者は、これまでの学習によって得られた刑事法に関する知見を総動員して、重要な社会的課題の解決に取り組みます。
また、履修者の希望に応じて、刑務所参観や合宿などの授業外活動も行います。
①刑事法分野における近時の重要問題について、学術的な調査・検討を行うことができる。
②調査・検討によって得られた知見を適確に資料にまとめることができる。
③作成した資料を用いながら、口頭でわかりやすく発表することができる。
④他の履修者の発表に対して、自発的に質問・コメントすることができる。
・主として、①調査・検討(20%)、②資料作成(30%)、③口頭発表(20%)、および、④ディスカッションへの参加状況(30%)によって評価します。
・その他、ゼミへの貢献度も加味します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 各学期の統一テーマに応じて指定することがあります。 | ||
参考文献 | 履修者みずから調査し、入手したもの。 |
【発表班】単独でまたは班のメンバーと協力して、発表テーマに関する文献を調査・検討し、その結果を資料にまとめる。その後、班内で発表の予行演習を行う。
【発表班以外】発表班によって事前に共有されたレジュメおよび参考文献に目を通し、ディスカッションの際に質問やコメントができるよう準備する(「鋭い」質問や「賢い」コメントを用意する必要はありません)。
・「刑法総論Ⅰ・Ⅱ」および「刑法各論Ⅰ・Ⅱ」をすでに履修済み、または、並行して履修していることが望ましいです。
・講義形式の授業とは異なり、履修者が主体となって授業を進めていきますので、入念な事前準備と活発な授業参加が求められます。
・グループワークやディスカッションの機会が多くありますので、コミュニケーション能力を鍛えるよい機会だと捉えて、積極的に人と関わるよう心がけてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション① 自己紹介|ゼミの進め方に関する協議|発表班・発表テーマの決定 |
第2回 | オリエンテーション② 文献購読|担当教員による講義 |
第3回 | 事例演習① 事例の検討とディスカッション |
第4回 | 学生発表① 発表とディスカッション |
第5回 | 学生発表② 発表とディスカッション |
第6回 | 学生発表③ 発表とディスカッション |
第7回 | 事例演習② 事例の検討とレポート作成【LMSを利用したオンデマンド方式にて実施】 |
第8回 | 学生発表④ 発表とディスカッション |
第9回 | 学生発表⑤ 発表とディスカッション |
第10回 | 学生発表⑥ 発表とディスカッション |
第11回 | 事例演習③ 事例の検討とディスカッション |
第12回 | 学生発表⑦ 発表とディスカッション |
第13回 | 学生発表⑧ 発表とディスカッション |
第14回 | 学生発表⑨ 発表とディスカッション |
第15回 | 総括 秋期の内容のふり返り |