演習Ⅱ
担当者麻生 憲一教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

演習Ⅱでは、演習Ⅰでのプロジェクト研究の内容を精査し、課題や問題点を把握したうえで、ゼミ生間での協議を得て、研究内容を深めていく。そして演習Ⅰと演習Ⅱで研究してきた内容を報告書として各自取りまとめていく。
演習Ⅱでは特に以下の点を重視して進めていく。
 ①演習Ⅰまでで培ってきた知識を活用して、課題解決に向けて自立的な行動力を醸成していく。
 ②ゼミ生各自が自分の将来像を描いていくための基礎的思考力を養成する。
 ③就職やインターンシップに関する情報をゼミ生間で共有する。

授業の到達目標

①修得した知識等を活用し、観光に関するさまざまな課題を発見・解決する思考力を持つことができる。
 1)情報処理能力を身につけ、統計分析ができる。
 2)グループワークを通じて、他のゼミ生と協働作業ができる。
 3)さまざまな書籍を輪読し、筆者の考え方を批判的に論じされる能力を身につける。
 4)地域のフィールド活動を通じて、地域の抱える課題を発掘し、解決策を提示していく。

②経済、経営、社会、法律、文化等の観光に関わる基礎的知識を理解し、社会現象を説明することができる。
 1)観光に関する専門書を読破し、ゼミ生各自が自分の考え方を説得的に論じていくことができる。
 2)地域活動を通じて、プレゼンテーションの能力を高めることができる。

③将来に対する目標を持ち、主体的に行動することができる。 
 1)インターンシップや就職活動に関して自主性を養成する。
 2)社会で活躍している人たちをゲストに迎え、社会人としての基礎力を身につける。
 3)地域活動を通じて、コミュニケーション力を養成する。

成績評価の方法および基準

ゼミでの発表や出席状況、グループワークやゼミ活動での貢献度合いを総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書資料や文献はその都度配布する。
参考文献授業中に指示をする。

準備学修の内容

演習Ⅰから継続して、ゼミ生をいくつかのグループに分割します。
それぞれのグループでテーマに合わせてプロジェクトを進めていきます。
震災被害の大きかった東北地方(岩手県・宮城県・福島県)について、事前学習をしておくこと。

その他履修上の注意事項

①授業日以外に集まることもあります。
②ExcelやSPSSなどの基本ソフトを使用します。日頃から使えるようにしておいてください。
③震災被害の大きかった東北地方でのフィールド活動を実施します。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(ゼミスケジュール説明)
第2回グループワーク①
第3回グループワーク②
第4回グループワーク③
第5回プロジェクト研究①
第6回プロジェクト研究②
第7回プロジェクト研究③
第8回プロジェクト研究④
第9回プロジェクト研究⑤
第10回プロジェクト研究報告(中間報告)と報告書作成①
第11回プロジェクト研究報告(中間報告)と報告書作成②
第12回プロジェクト研究報告(中間報告)と報告書作成③
第13回プロジェクト研究報告(中間報告)と報告書作成④
第14回プロジェクト成果発表(最終報告)
第15回総括