環境経済学Ⅱ
担当者永井 リサ教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングECP-302

授業の概要(ねらい)

 この「環境経済学Ⅱ」では前期に引き続き、環境問題を経済学の観点から分析することを学びます。環境問題をどのように解決していくべきなのか、具体的な事例を取り上げて分かりやすく解説し「地球に対して、いま自分ができること」について考えていきたいと思います。

授業の到達目標

1、環境問題を経済学の観点から理解し分析できるようになる。
2、家計、企業、政府等の経済主体が環境問題に与える影響について環境経済学の観点から理解し説明できるようになる。
3、環境問題に関連する図表データを環境経済学の観点から理解し説明できるようになる。

成績評価の方法および基準

平常点(出席+リアクションペーパー)50%、期末試験50%として、総合的に評価します。講義中に参考文献や準備学習の課題等についても指示します。また、出席率や授業中での参加度を重視します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献環境経済学をつかむ(第4版)栗山浩一,馬奈木俊介有斐閣
参考文献よくわかる環境社会学(第2版)鳥越 皓之 (著), 帯谷 博明ミネルヴァ書房

準備学修の内容

講義内で適宜プリントを配布し関連ウエブサイト・動画を紹介しますので、それらを用いて予習復習をされてください。

その他履修上の注意事項

講義の進み具合により、下記の授業計画に変更が生じる場合があります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回環境の価値評価①:環境の価値
第3回環境の価値評価②:環境評価手法1:顕示選好法
第4回環境の価値評価③:環境評価手法2:表明選好法
第5回環境の価値評価④:費用便益分析
第6回企業と環境問題①:企業の環境対策
第7回企業と環境問題②:企業に求められる社会的責任
第8回企業と環境問題③:企業と環境リスク
第9回企業と環境問題④:生物多様性と生態系
第10回地球環境問題と環境経済学①:国際貿易と環境
第11回地球環境問題と環境経済学②:環境規制と技術進歩
第12回地球環境問題と環境経済学③:持続可能な発展
第13回地球環境問題と環境経済学④:エネルギー経済
第14回まとめと期末試験
第15回総括・期末試験FB