日本史Ⅰ
担当者山本 英貴教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングJPH-101

授業の概要(ねらい)

 本授業は、戦国時代から江戸時代中期に至る政治史と文化史についての概説である。政治史では、近年の研究成果を反映して高校教科書の記述が変わる可能性のある問題について説明する。文化史では、取り上げる時期の政治や社会と密接に関わっていた茶の湯(代表的な茶人の生涯)について説明する。政治史・文化史いずれの説明においても、史料などを掲示し、歴史的事象の背景や関連性を思考できるようにする。

授業の到達目標

① 戦国時代から江戸時代中期に至る政治史の流れを理解する。
② 歴史学的な視点や研究手法について理解できるようになる。

成績評価の方法および基準

 中間テスト(50%)
 期末テスト(50%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『大学でまなぶ日本の歴史』(2016年)木村茂光・小山俊樹・戸部良一・深谷幸治編吉川弘文館

準備学修の内容

 専門的な知識を事前に取得する必要はないが、高校の教科書や参考文献を読み、基本的な歴史の流れを把握しておくこと。

その他履修上の注意事項

 復習として、板書した部分が配付プリントのどこに該当するか、ノートの整理をしておくこと。

授業内容

授業内容
第1回 授業の内容、進め方、評価についてのガイダンス
第2回 戦国乱世から天下統一へ
第3回 豊臣政権
第4回 関ヶ原の戦いと家康の大御所時代
第5回 千利休の茶の湯
第6回 古田織部の茶の湯
第7回 徳川秀忠・家光期の政治史
第8回 中間テストとまとめ
第9回 老中制の成立過程
第10回 徳川家綱期の政治史
第11回 徳川綱吉期の政治史
第12回 徳川家宣・家継期の政治史
第13回 享保の改革
第14回 期末テストとまとめ
第15回 寛永文化と元禄文化(オンライン授業)