日本史Ⅱ
担当者山下 須美礼教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングJPH-102

授業の概要(ねらい)

 本授業では、江戸時代の終わりから明治・大正期にかけての日本史について、地域史的視点をまじえながら概観する。適宜史料などを提示し、歴史的事象の背景や関連性に目を向け、時代への理解を深める。

授業の到達目標

 日本史に関する基礎的知識を身につけ、また歴史学的な視点や研究手法について理解できるようになる。

成績評価の方法および基準

 ①中間レポート(30%)
 ②期末試験(50%)
 ③毎回のリアクションペーパーの内容(20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『大学で学ぶ日本史』(2016)木村茂光他編吉川弘文館 

準備学修の内容

 毎回の授業で提示するテーマについて、授業後に各自で調査や考察を行なう。その成果は、次の授業のリアクションペーパー、もしくは中間レポートや期末試験において問う。

その他履修上の注意事項

 ・レジュメが配布されることに安心せず、メモやノートをしっかりとること。
 ・興味を持った事項については、書籍を探してみるなど、自分でもさらに理解を深めてほしい。
 ・私語をしないこと。

授業内容

授業内容
第1回 授業の内容、進め方、評価についてのガイダンス
第2回 19世紀の世界と日本
第3回 外国使節の来航と条約締結
第4回 大老井伊直弼
第5回 開港と外国貿易
第6回 攘夷の高まり
第7回 薩摩と長州
第8回 前半のまとめと中間レポートについて(オンライン)
第9回 江戸幕府の終焉
第10回 明治政府の成立
第11回 文明開化と殖産興業
第12回 国際問題への対応
第13回 戦争の時代
第14回 地域社会のなかの歴史
第15回 後半のまとめと試験