担当者 | 鈴木 賀映子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | EDU-102 |
本授業では、日本および諸外国の教育をとりまく現代的課題について学修します。 そのなかで、日本および諸外国の「学校教育」にも焦点をあて、歴史的・国際的な観点から教育学について学修します。
日本および諸外国における現代の教育課題について、主体的に学び、ディスカッション、グループワークを通じて探求を深めます。 授業の後半は、各自教育課題について研究発表(プレゼンテーション)を行います。
現代の教育問題について学び、日本および諸外国の教育について知見を獲得することができる。
教育を多様な視点から捉えることで、受講するみなさんの教育に対する興味・関心・理解を深めることができる。
仲間とのグループワーク、ディスカッションを通じて、自己の考えを深め、自らの言葉で発表、共有することができる。
・授業参加度 30%
・課題(授業内で適宜お知らせします) 35%
・教育課題プレゼンテーション 35%
毎時間、講義の内容をもとに、グループワーク、ディスカッション、意見交換中心の授業形式を取ります。 受講するみなさんが積極的に授業に参加することを期待します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に定めず、レジュメ等の配布資料を活用します。 各回の授業で配布するレジュメに記載し、適宜紹介します。 | ||
参考文献 | 教育の比較社会学 | 原清治・山内乾史・杉本均 | 学文社 |
参考文献 | 比較教育学原論 | 杉本均・南部広孝 編著 | 共同出版 |
参考文献 | 基礎から学ぶ比較教育学 | 長島啓記 編著 | 学文社 |
参考文献 | その他、授業内で適宜紹介します。 |
日常的に、インターネットや新聞、文献などを通じて、身の回りにある様々な「教育」の姿を捉える視点を修得してください。
授業内容を振り返り、自身で主体的に情報を収集し、考察を深める態度を獲得してください。
先述のとおり、講義内容をもとに、グループワーク、ディスカッション、意見交換中心の授業形式を取ります。
日本および諸外国の多様な教育のテーマについて、他者との意見交換を通じて、自分の生活に落とし込みながら考察を深めることを期待します。
授業の後半は、課題研究発表(個人またはグループ)を行います。授業外での準備、資料作成など積極的に取り組むことが求められます。
※社会的状況に応じて、オンデマンド、オンラインなど授業形態と内容を適宜対応して進めます。
連絡等は、LMSで告知するため各自必ず確認できるようにしてください。
また、事前に資料等をLMSにて配布することもありますので、適宜確認してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 教育とは何か-オリエンテーション- 諸外国の教育のとらえ方、国際比較の視座から *以下、授業内容は状況に応じて変更することがあります。 |
第2回 | 教育を比較するとは-何を・どう比較するのか- 文献研究、データ分析、フィールドワーク、質問紙調査、インタビュー調査、質的調査と量的調査 |
第3回 | 教育格差と階層-格差発生の要因を考える- 社会の仕組みと教育格差、世帯間格差が生み出すもの |
第4回 | 大学入試とエリート教育-公平性と透明性の維持- 大学入試制度、エリート教育、大学の大衆化・国際化 |
第5回 | 学校教育と教師-これからの教師とは- 国内の教師を取り巻く諸問題、教育の質、養成・採用・研修・評価システム |
第6回 | インクルーシブ教育-インクルーシブ教育の可能性を考える- 特別支援教育とインクルーシブ教育 |
第7回 | 学校体育と体力-「体育」の目的は何か-、グループ分け 学校体育の位置づけ、周辺教科かレクリエーションか 課題研究発表にむけて |
第8回 | 学校給食-歴史的背景と意義-【LMSを予定】*変更になる場合もあります。 学校給食の始まりと意義、日本の学校教育における食育の促進と拡充、諸外国の課題 |
第9回 | プレゼンテーションとは-何をどうプレゼンするのか- 課題研究発表レジュメ作成に向けて、資料作成とプレゼンの基礎基本 |
第10回 | いじめ-諸外国の実態と対応-*変更になる場合もあります。 諸外国の対策、いじめ研究の推移 |
第11回 | 課題研究発表① プレゼンテーション、相互評価 |
第12回 | 課題研究発表② プレゼンテーション、相互評価 |
第13回 | 課題研究発表③ プレゼンテーション、相互評価 |
第14回 | 課題研究発表④ プレゼンテーション、相互評価 |
第15回 | まとめ |