担当者 | 佐藤 光宣教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [現代ビジネス学科] | |
科目ナンバリング | SEM-204 |
前期に引き続き、「人間・社会における諸問題を自身の視点で見出し、それに対する本質的理解」を成果論文としてまとめることを目的とします。明確な根拠に基づく説得力ある論文をまとめるために、これまで培った技能を実践し、在学中の取り組みを総括した広い視野から概観する論文を完成させます。
先行研究を適切にふまえ、文献を基礎とした論理的に構成された成果論文を完成させ、更に適切な要旨を作成し、これを提出すること。
なお、授業の個別の到達目標は次の通りです。
(1)文書執筆に自信が持てるようになる。
(2)課題論文執筆を通じて一般的な教養が身につけられる。
(3)漢字を含む日本語能力の運用に自信がもてる。
(4)読書の習慣化の効果が自覚できる。
課題論文の完成度、課題論文発表会、各種提出物および課題論文執筆への取り組み姿勢を総合して成績を決定します。その詳細については、適宜、説明します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特定のテキストは指定しません。各自が「レポート/論文の書き方」についての本を参照しつつ、自分のペースで必要な文献を自発的に探し利用することになります。図書館を存分に活用しつつ、書籍の返却期限を守るよう注意してください。 | ||
参考文献 | 『森の生活』 | H. D. ソロー (著) 飯田 実 (翻訳) | 岩波書店 |
参考文献 | 『制度主義経済学と限界主義経済理論』 | 佐藤 光宣 | 多賀出版 |
参考文献 | 『平家物語』 | 角川書店 (編集) | 角川書店 |
参考文献 | 『歎異抄』 | 金子 大栄 (校注) | 岩波書店 |
後期の授業では、各自が授業時間外に課題論文の執筆を進め、授業自体はそのチェックと講評および激励を主とする形態に変わります。定期的に論文執筆の進捗のチェックと講評を行いますので、学生は各自、計画的に論文を執筆しください。
後期の授業より各回授業は各自の進捗に沿って個別指導に主力が注がれます。受動的な取り組みでは要求水準を満たすことは困難なので、特に授業時間外の作業に真摯に取り組んでください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | プロローグ:文章表現演習Ⅳの開講に際して【オンライン授業】 ―授業の進め方・授業の目標および評価方法について― |
第2回 | 論題と構想に関する夏期休暇中の成果調査 |
第3回 | 上記の成果調査の学生個々へのフィードバック |
第4回 | 課題論文の書式および執筆上の留意事項について |
第5回 | レジュメの作成指導① |
第6回 | レジュメの作成指導② |
第7回 | 中間報告会① |
第8回 | 中間報告会② |
第9回 | 中間報告会に関する講評 |
第10回 | 進捗報告と個別指導① |
第11回 | 進捗報告と個別指導② |
第12回 | 進捗報告と個別指導③ |
第13回 | 進捗報告と個別指導④ |
第14回 | 進捗報告と個別指導⑤ |
第15回 | エピローグ:文章表現演習Ⅳを終えるにあたって【オンライン授業】 ―課題論文の講評・その他― |